相面で負けないようになる!大切なのは中心を割る感覚!

相面で負けないようになる!大切なのは中心を割る感覚!

 

 


 

 

 

ある統計によると、全日本剣道選手権の
決まり技の80%は面だったそうです。

 

 

中学生の場合はもう少し低いかもしれませんが、
やはり一番多い決まり技は面だと思います。

 

 

その面の中でも決まる瞬間として多いのは、
相面であると私は感じています。
相面で絶対に負けない自信のある生徒は、
思い切って面を打つことが多いです。

 

 

以前関東大会まで進んだ時のメンバーの中に、
相面だけは絶対に負けない生徒がいました。
彼は相面で勝負できる場面を上手につくり、
1回の大会で5本相面を決めたことがありました。

 

 

恥ずかしながら、私も彼に相面では敵いませんでした(笑)

 

 

面が上手に打てるようになったら、
次にやることは、相面の打ち方を身に付けることです。
こうすることで試合の勝率はぐっと上がります。

 

 

ここでは試合で大活躍する相面について書いていきます。

 

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相面ってどんな技?

 

 

まずは相面が試合で実際に決まったところの
動画を紹介します。

 

 

 

動画の4:55〜と7:40〜をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

このように相手と同時に面を打ち出して、
相手より先に面を打つのが相面の基本です。

 

 

今回紹介した動画の場面はすごく分かりやすいのですが、
本当に同時に見える場合もよくあります。
審判の間違え、いわゆる誤審が発生しやすいのも、
相面の見極めが上手くいかない時が多いです。

 

 

私も相面の誤審で負けたことが何度もありますし、
自分自身も誤審をしてしまった苦い経験があります。
しかし、それらの経験をもとに、審判から見て、
相面で負けにくい方法も分かってきました。

 

 

試合で負けない相面の打ち方をぜひマスターしましょう。

 

 

相面の練習方法

 

 

 

 

まず相面を練習する前に、
基本打ちでしっかりと面が打てるのが前提です。

 

 

基本打ちの普通の面と
相面の練習の大きな違いは、以下の二つです。

 

 

1 竹刀はできるだけ振らずにまっすぐ出す。

 

2 飛び込まずに踏み込みもその場で行う。

 

 

では順番に見ていきましょう

 

 

竹刀はできるだけ振らずにまっすぐ出す。

 

 

先ほども見ていただいた下の動画の相面、
4:55〜と7:40〜をご覧ください。

 

 

 

 

見ていただくと分かると思いますが、
決まったほうの選手はほとんど竹刀を振っていません。
もっといえば、面の方向に
竹刀を突き出しているだけのようにも見えます。

 

 

これが相面での大切なポイントだと私は思います。
中学生の場合、普通に飛び込む面だと、
多少は竹刀を振る必要があります。

 

 

できるだけ小さく竹刀を振ったとしても、
どうしても振り上げ振り下ろしという動作が、
打突前に発生すると思います。

 

 

相面の場合は、この動作を極力なくす必要があります。
なぜかというと、相面で一番大切なのは、
相手よりも先に面を触っていることが大切だからです。
相面の時は少しの遅れが命取りになってしまいます。

 

 

そのためにも、構えている状態から最短ルートになる、
中心を通って腕を伸ばすルートを意識しましょう。
打ちは軽くなりますが、確実に相手よりも先に打てます。

 

 

こういった面を刺し面と呼んで、否定する方も多いです。
この面を飛び込みの形で打った場合は、早いかもしれませんが、
打ちが弱くなったり、面金に当たってしまったりして
有効打突にならないことも多いでしょう。

 

 

しかし、相面の場合は違います。
この形で打っていった方が一本になりやすいのです。
逆に言うと、早くて軽い面を打ってくる相手に対しては、
相面の形で勝負するのは避けた方が良いでしょう。

 

 

相面の場合はお互いに打突するので、
打突音以上に、打突の速さと打った時の姿勢で、
審判は判断することが多いです。

 

 

逆に言うと当たっていなくてもここがしっかりしていれば、
一本になる場合があります。
相面を意識した練習の時だけは、
相手の面に突き刺すような面を打つようにしましょう。

 

 

この時のポイントは振りかぶらず刺しこむように打つことと、
打った姿勢を崩さないようにすることです。
相面の場合は相手も打ってくるので、
腕や体を曲げないようにすることが大切です。

 

 

腕をしっかりと伸ばして体をまっすぐにして、
相手の中心を割って刺しこむ面を練習しましょう。

 

 

飛び込まずに踏み込みもその場で行う。

 

 

 

 

これは相面に限らず、応じ技全てで言えることですが、
通常の技ですと、足をしっかりと蹴りだして、
相手に飛び込んでいく技が必要になります。

 

 

特に基本をしっかりとしないといけない初心者には、
まずはこの蹴りだしと体の出し方を
しっかりと練習させる必要があります。

 

 

しかし、剣道の試合で勝つために大切なのは、
しっかりと飛び込んだ面を打てることではありません。
間合いを調整して、自由に踏み込む位置を
変えられるようにすることなのです。

 

 

遠い間合いならしっかりと遠くに踏み込み、
近い間合いなら近くで踏み込まなければなりません。

 

 

相面の場合は、相手が近くに出てきてくれます。
打突する時には体が多少前に出るので、これは当然です。
相手が前に出てきてくれるのに、自分も前に行ってしまっては、
竹刀の深い部分で打突してしまいますよね。

 

 

先ほど書いたように、竹刀を最短ルートで刺し出し、
踏み込みもできるだけ出さずその場で行うことで、
より早い打突が可能になります。

 

 

間合いはもちろんですが、スピードを出すためにも、
足を前に出しすぎず踏み込むことが大切です。
同時に、相手の面が出てくることを想定した場所に
空間打突することも必要になってきます。

 

 

これについては出ゴテのところで詳しく書きましたので、
参考にしていただけるとありがたいです。

 

 

>>出ゴテを打てるようにするに進む

 

 

最後に、相面を打つ時の足の出した方についてですが、
中心を割って打つためには、体全体で
中心を割っていくことが必要になってきます。

 

 

 

 

上の図のように通常ですと、そのまままっすぐ
足を出すと思いますが、相面の場合は右足と左足の間、
つまり相手の中心に向かって踏み出すことで、
体全体で中心を割っていけるようになります。

 

 

この指導は、本やDVDで見たことが無いのですが、これをやることで、
生徒に体で中心を割る意識を持たせることができました。

 

 

興味を持っていただけましたら、ぜひやってみて下さい。

 

 

最後に

 

 

相面について色々と書いてきましたが、
私自身はあまり相面に自信がありません。
自身が無い結果、気持ちで負けてしまい、
相面に負けてしまうことがほとんどです。

 

 

なんでもそうですが、やはり「自分は負けない」という
しっかりとした自信が大切になってきます。
その自信は、稽古中に負けない相面が打てるという
経験からやってくるものだと考えています。

 

 

相面に自信が出てきたら、わざと相面になるような状況を
作りだすことにも意識を持つことが大切です。

 

 

例えば鍔迫り合いの別れた直後。
例えば引き技の後に、相手と間合いを詰めた時

 

 

こういった時に、意識して相面になるようにして、
自信をもって相面で勝負できるようにすることが大切です。

 

 

試合で決まる場面が多い相面。
ぜひみなさんも練習してみましょう。

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

試合に勝とう!

 

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