試合に勝つには剣道の稽古方法を考えなければならない

引き技上達のコツA引き技は下がり方が分かれば変わる?

 


 

引き技というのは、決まれば良いのですが、
リスクが高い技とも言えます。

 

 

特に中学生女子の場合、
不用意に引き技を打つ、
特に一本にならない場合においては、
ただただ不利な状況になるだけです。

 

 

自分は下がっている。
そして相手は間合いを詰めてくる。
止まったところを相手に打たれる。
一本とられてしまう。

 

 

こういった場面を初心者の試合の中では、
よく見ることができます。

 

 

こうならないためにも必要なのが、
打突後の下がり方です。
早くしっかりと下がることで、
一本になる可能性もぐっと上がります。

 

 

>>一本になる引き技に進む

 

 

 

今回は引き技で一本とるための、
下がるスピードの上げ方を紹介していきます。

 

 

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下がるスピードを上げるための練習

 

 

下がるスピードを上げるために必要な1つは、
引き技を打った瞬間の踏み込みにあります。
こちらについては別ページに紹介しています。

 

 

>>引き技踏み込みのポイントに進む

 

 

下がるスピードを上げるには、
打突後の動きも大切になってきます。

 

 

引き面と引き胴で、打突後のスピードを上げる、
ポイントが少し違いますので、
個別に紹介します。

 

引き面のスピードを上げるポイント

 

 

引き技の基本ともいえる引き面。
まずは下の動画をご覧ください。

 

 

 

動画の25秒くらいです。

 

 

 

この動画の中で梶谷選手は、
腕を上げて一気に重心を後ろに持っていき、
そのまま倒れるようなスピードで下がっていきます。

 

 

この腕を一気にあげるというのが、
引き技で下がるスピードを上げるポイントです。

 

 

上の写真のように、引き面の打突後は、
通常竹刀を真上に上げた状態で下がりなさい。
そのように指導されることが多いでしょう。

 

 

もちろん最終的にはこのような形になります。
しかし、打突直後に関して言えば、

 

 

上の写真のように、後ろまで振りかぶったほうが
下がる勢いが付きます。

 

 

そして、竹刀を振り上げた状態で、
頭を後ろに持っていって、
後ろに倒れるようにすれば、
下がるスピードは確実に上がります。

 

 

上の写真のように倒れながら、
引き面を打つことができれば、
確実に下がるスピードは上がるでしょう。

 

 

大切なのは、最後は基本通りの形まで、
しっかりと持っていくことです。

 

 

動画の梶谷選手も最後は腕を伸ばして、
しっかりとした残心もとっています。

 

私の学校では引き小手は、
ほとんど練習しません。
私の経験上リスクと決まる確率が、
あまり合っていないように感じるからです。

 

 

ただ、引き面が打てるようになれば、
引き小手も基本的には一緒です。
しかし、引き胴に関して言うと、
私は少し違う教え方をしています。

 

 

引き胴のスピードを上げるポイント

 

 

引き胴は、手元を下げた状態で下がるので、
かなりリスクの高い技であると、
認識しなければなりません。

 

 

中途半端に打っても、相手に隙を与えるだけですので、
うつなら思い切って打って下がりましょう。
ただ、打突の音がしっかりとなりやすいので、
得意になれば一本をとりやすい技でもあります。

 

 

先ほどと同じ動画ですが、
下の動画をご覧ください。

 

 

 

 

動画の2:00〜です。

 

 

梶谷選手の引き胴ですが、
素晴らしいスピードで下がっていますね。

 

 

引き胴のポイントの一つ目は、
打った瞬間の竹刀の持っていき方です。

 

 

引き面と同様に、打突後に左下へ、
一気に竹刀を持っていくことが必要です。

 

 

こうして体をねじることで、
相手との距離を一気に空けられます。

 

 

そして注目してほしいのは、
打突後の足さばきです。

 

 

まっすぐではなく、横向きになっています。
私は引き胴の時のこの足さばきを、
カニ歩きと呼んでいます(笑)

 

 

引き胴は、まっすぐ下がってしまうと、
相手に面をそのままさらけだしてしまいます。
相手に対して横向きになることがまず必要です。

 

 

そして、カニ歩きをすることで、
移動するスピードがグッと上がります。
これが引き胴のポイントです。

 

 

カニ歩きをするために、引き胴を打つ時は、
踏み込みの形を変えることが必要です。

 

 

上の絵のように、引き面などは、
通常右足を踏み込んだときに、
まっすぐ踏み込むと思います。

 

 

しかし、引き胴の場合は、
上の絵のように、足を斜めに入れて、
斜めに蹴りだす必要があります。

 

 

斜めに蹴りだすのはコツがいりますが、
慣れれば打突後に竹刀を左下に持っていき、
そのまま横向きの足さばきになり、
素早くカニ歩きで下がることが可能です。

 

 

練習が必要ですが、このポイントを大切にすると、
引き胴の成功率はぐっと上がりますよ。

 

 

最後に

 

 

私自身の話をすると、
引き技があまり得意ではありません。
引き技で一本をとったことは、
数える程度しかないのです。

 

 

しかし、引き技を起点にして、
次の技で一本をとるのは、とても得意でした。
そこで私が大切にしていたのは、
引き技を打った後の下がるスピードでした。

 

 

今回一本にするためという視点で、
下がるスピードの話をしましたが、
次の技につなげるという点で言っても、
下がるスピードは大切なのです。

 

 

ぜひ引き技の下がるスピードを、
上げていけるようにしてください。

 

 

>>引き技を一本にするに進む

 

 

>>引き技の踏み込みに進む

 

 

>>引き技のコートの使い方に進む

 

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

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