部活で全力を出す!全力を出して負けるのはかっこ悪い?

部活で全力を出す!全力を出して負けるのはかっこ悪い?

 

あなたは全力を出したことありますか?

 

 


 

 

部活の指導をしていて、
難しいと思うことの一つに、
生徒に全力を出させることがあります。

 

 

稽古を見ていて、
もっとできるんじゃないか?
と思うのですが、当の本人は、
全力でやっているつもりなのです。

 

 

ここに関しては、べつにさぼっているわけでは無くて、
全力の出し方を知らない場合がほとんどです。

 

 

私は全力を出すことができるというのも
ひとつの才能だと考えています。

 

 

それほど、何かに対して全力を出すというのは、
とても難しいことなのです。

 

 

一度でも全力を出したことのある人間は、
その後も全力を出すことができます。
自分の限界点を見ることができるからです。

 

 

しかし、多くの生徒(世の中のほとんどの人)は、
全力を出したことがありません。

 

 

全力を出させるには、
全力とはこういうものだと、
無理やり生徒にやらせる方法もありますし、
生徒自身が限界点をあげていく方法もあります。

 

 

ここでは生徒の全力を引き出すために、
私が行っている方法について書いていきます。

 

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全力を出すってどういうこと?

 

 

生徒が全力を出しているかどうかを判断するには、
体力の限界まで追い込んでやるのが、
一番分かりやすい方法だと思います。

 

 

例えば掛かり稽古を30分もやると、
生徒のほとんどがばててきます。
そこで一本一本を雑にやるのか、
しっかりとやるのか、ここが見極めのポイントです。

 

 

全力というのは、ある種、
狂気じみている部分があると私は思っています。

 

 

スマートにかっこ良くやろうとしているうちは、
この狂気を出すことはできません。

 

 

追い詰められて限界ギリギリのところで、
やり切っていくというのが、
全力を出すためのポイントだと思います。

 

 

もうダメだとブレーキをかけているところを超えた時に、
自分も知らなかった、もう一人の自分が出てきます。
これが全力の自分だと思います。

 

 

その時の自分は、なりふり構わずに、
とにかくやっていくことでしょう。

 

 

全力とはこういうものだということを、
生徒自身が実感することが大切なことだと思います。

 

 

なぜ全力を出さないのか?

 

 

 

中学生の男子だったら、
そもそも全力を出すことが、
カッコ悪いと思っている場合があります。

 

 

先ほども書きましたが、全力を出すためには、
かなり自分自身をさらけ出さなければなりません。

 

 

そういった姿を見せるのは恥ずかしいという感覚が、
中学生にあるのも分かります。
いえ、私も含めた大人も同じかもしれません。

 

 

しかし、これは無意識のうちに
思っている場合もありますので、気をつけましょう。

 

 

女子の場合ですと、ペース配分を無意識に
考えているのが原因であることがほとんどです。

 

 

女性は本能的に、子孫を残すために
体力をある程度絶対に残すようにしていて、
その残す幅が大きいと、全力を出せなくなってしまいます。

 

 

これは女子バレー部の顧問の先生から聞いた話なのですが、
なるほどと思いました。

 

 

男子と女子で違いがありますが、ポイントとしては、
無意識レベルで自分にセーブをかけているということです。

 

 

全力を出すための方法

 

 

生徒に対して全力を出させるためには、
まずは部活の雰囲気が真剣であることが大前提です。

 

 

>>部活の雰囲気を変えるに進む

 

 

真剣に部活をやっているうえで、
自分の限界点を決めてしまっている生徒に対して
手を打っていく必要があります。

 

 

その生徒によって違いがありますが、
共通しているのは、
全力の出し方を教えてあげることです。

 

 

全力を出すことができない生徒は、
自分の限界点を本能的に決めてしまって、
それより先に行くことをやめてしまっています。

 

 

そこで、あなたの限界はここですよ!

 

 

ということを、体感させることにしています。

 

 

そのために、精神的にも肉体的にも追い込む場面が
どうしても出てきてしまいます。

 

 

私は根性論で部活の稽古をやろうとするのは好きではありません。
しかし、生徒に全力を教える時だけは、
激しい稽古と、厳しい言葉がけをすることにしています。

 

 

ただし、これは全体でやってもうまくいきません。
全体で掛かり稽古をやってしまうと、その生徒は
全体の中の一人になってしまいます。

 

 

これでは、全力を出してほしい生徒に
伝わらない場合が、ほとんどです。

 

 

そのため私は個人的にその子を追い込んでやります。
私が元立ちに立って、掛かり稽古をやる時もありますし、
その生徒だけ繰り返し追い込みをやらせる時もあります。

 

 

これも、いきなりその子にそれをやらせてしまうと、
なぜ自分だけこんなひどい目に合うんだ。
という感覚になり、良い結果を生まない場合があります。

 

 

私の場合は、1カ月前くらいから

 

お前にはもっと全力を出してほしい。
もっとできるはずだ。

 

というメッセージを送った状態で、
この指導に入る場合がほとんどです。

 

 

生徒に自分の意図がきちんと伝わることが大切です。

 

稽古が終わった後のケアも忘れないようにしましょう。

 

 

全力を出したことがある人は強い

 

 

 

ありがたいことに、私は小学校時代に通っていた道場が、
県内でも有数の名門道場でした。
稽古は激しくしんどいものばかりでした。

 

 

私が初めて自分の限界と全力を知ったのも、
小学校時代の道場でした。

 

 

先生への掛かり稽古を10分ほどやった後に、
ばててしまっている自分に、先生が激怒。
そのまま跳躍早素振りを延々とやらされました。

 

 

少しでも止まると叱られるので、
泣きながら声も出なくなるまで素振りを続けていました。

 

 

その時に、先生に対してなのか、自分に対してなのか
分かりませんが、急激に怒りがわいてきました。
自分の中で何かがキレた感覚がありました。

 

 

その後にもう一度先生に
掛かり稽古をつけてもらいましたが、
体が限界で動かないのに、
気持ちだけで動いている感覚を知りました。

 

 

○○(私の名前)これが全力でやるってことだぞ

 

 

最後に先生からこう言われたのを今でも覚えています。

 

 

この時に全力を知れたからかは分かりませんが、
受験の時や、教員として辛い場面に立った時も、
なりふり構わずやることができました。

 

 

全力を出すということを知れたのが、
私の人生を変えてくれたのかもしれません。

 

 

みなさんも全力を出すことを知って、
人生に良い影響を与えてみませんか?

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

顧問としての考え方あれこれ

 

>>指導者の考え方に戻る

 

>>剣道初心者の稽古法に進む

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