竹刀や防具など剣道具の選び方や買い方を紹介します
剣道を始めるときに一番のネックが
防具をはじめとした剣道具。
子どもが続けられるか分からない。
途中でやめてしまったらどうしよう。
大人になってから始めたけど、いくらくらいの買えばいいの?
たくさんの不安があります。その多くは
防具の値段が高いこと
が原因ではないでしょうか。
しかし今はネットで防具が驚くほど安く買えることを知りました。
いきなり生徒にすすめるのは気が引けたので、
私も練習用の防具を4万円ほどで1セット購入してみました。
感想としては・・・全然問題ないじゃないか!!
つくりも悪くないし、もう5年以上使っていますが、
まったく問題なく使用できています。
もちろん面紐や乳革などは交換しましたが、まだまだ使えます。
心配していた
修理なども、地元の剣道具屋さんが気前よくやってくれます。
私がすすめて購入した生徒もいましたが、
毎日の激しい練習にもしっかり耐えて3年間使うことができました。
もちろん一生使うと考えると、剣道具屋さんで購入したほうがいいのかもしれませんしかし
成長期でまた買い替える中学生や
時々練習をする程度の私には十分でした。
ここでは、防具をはじめとした、
竹刀や剣道着の賢い買い方を紹介します。
中学校の剣道部に入ったら買うもの
私の学校では5月に毎年部活懇談会を行います。
5月の部活懇談会のメインは、
入部した1年生の保護者へのあいさつと、
竹刀や防具の費用の説明です。
初心者がほとんどの私の学校で、
保護者の方が口をそろえて言うのは
「剣道のこと何も知らないので戸惑っています」
「いつまでに何を買えばいいんですか?」
ということです。
確かに自分がやったことの無い競技だと、
かなり戸惑いますよね。
4月に部活見学や体験入部をして、
剣道部に入部することを子どもが決めて
困っている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、私の学校で購入してもらうものと、
購入してもらうタイミングについて書いていきます。
ネットの安い防具を購入するのはありか?
ネットで防具を購入する際に知っておきたいデメリットは
以下の3点です。
1 サイズを自分で測らないといけない
2 返品・交換に手間がかかる。
3 現物を見て選べない。
上の3点のようにネットで防具を購入するというのは
デメリットも少なからずあります。
しかし、それを補って余りある値段の安さがあります。
近くに剣道具屋が無い人は、商品の交換の手間なども、
店頭で買う場合とほとんど違いがありません。
私のように、2つ目、3つ目の剣道具を買う人にもおすすめです。
練習用だと割り切って使えるのなら、値段の安さが、何よりありがたいですよね。
竹刀の材質と種類とは??竹刀の選び方を知る
剣道の竹刀にもたくさん種類があります。
竹刀をネットで検索すると、
胴張り(どうばり)
小判型(こばんがた)
普及型(ふきゅうがた)
実践型(じっせんがた)
など、たくさんのキーワードが出てきます。
経験者でもよく分からないこの言葉。
初心者ならなおさらでしょう。
さらには竹の材質についても
真竹(まだけ)
桂竹(けいちく)
燻竹(くんちく)
と、種類がたくさんあります。
さらにさらに、竹刀には長さや重さに規定があります。
年齢や性別によって違いがあり、以下のように決まっています。
小学生・・・・・・・36以下
中学生・・・・・・・37以下
高校生・・・・・・・38以下
大学生以上・・・39以下
ちなみに「以下」と書いてあることからも分かる通り、
この規定よりも短ければOKです。
重さをクリアしていれば、大学生が36を使うことも可能です。
しかし、竹刀が短いというのは
不利な場合が多いので、ほとんどの場合規定の長さの竹刀を使います。
竹刀の重さの規定は以下の通りです。
中学生男子・・・440グラム以上
中学生女子・・・400グラム以上
高校生男子・・・480グラム以上
高校生女子・・・420グラム以上
大学生男子・・・510グラム以上
大学生女子・・・440グラム以上
※大学生以上は規定が変わりません。
自分の年齢や目的や用途、体格や剣道のスタイル
これらを考慮して竹刀を選ぶ必要があります。
竹刀の選び方で悩んだら、下の記事を参考にしてください。
剣道着と袴の選び方
剣道着と袴を購入する時に、種類がたくさんあって困る人も多いでしょう。
保護者や生徒からもよく相談を受けます。
剣道着と袴を選ぶ時は、稽古の頻度や洗う回数、
どういった場面で着るのかを考えることが大切です。
その中で今の自分に合ったものを選びましょう。
ここでは剣道着と袴の種類とその特徴を考えていきましょう。
