中学校の剣道部費用はいくら?いつまでに何をそろえるの?
剣道部にかかる費用は?
私の学校では5月に毎年部活懇談会を行います。
5月の部活懇談会のメインは、
入部した1年生の保護者へのあいさつと、
竹刀や防具の費用の説明です。
初心者がほとんどの私の学校で、
保護者の方が口をそろえて言うのは
「剣道のこと何も知らないので戸惑っています」
「いつまでに何を買えばいいんですか?」
ということです。
確かに自分がやったことの無い競技だと、
かなり戸惑いますよね。
4月に部活見学や体験入部をして、
剣道部に入部することを子どもが決めて
困っている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、私の学校で購入してもらうものと、
購入してもらうタイミングについて書いていきます。
剣道部に入部して購入する物とタイミングとその値段
私の学校では、一度に購入すると
保護者の方にかなり負担をかけてしまうので、
全部で3回に分けて購入してもらっています。
学校によっては一度に購入するところもあるそうですが、
初心者からの練習内容と比較すると、
これくらいに分けて購入するのが
良いのではないでしょうか。
購入のタイミングと物品、値段については
以下の表をご覧ください。
値段は、地元の剣道具屋で購入した場合の値段です。
5月(入部してすぐ)に購入するもの
竹刀3本 1800×3=5400円
つば・つば止め 200円
竹刀袋 3000円くらい
竹刀の値段によって多少上下するが
合計9000円くらい
6月に購入するもの
名札(垂れネーム) 3400円
剣道着2着(ジャージ道着と綿の一重)6000円
袴 4000円
合計13400円
7月に購入するもの
防具一式 45000円くらい
購入するタイミングとその理由
私の学校では先述したようなタイミングで
剣道具を購入してもらうのですが、
その理由についても書いておきます。
5月に購入するもの
竹刀3本 1800×3=5400円
つば・つば止め 200円
竹刀袋 3000円くらい
上記のものは、剣道をやる上で
絶対に必要なものなので
最初に購入してもらっています。
竹刀が無ければ素振りも何もできませんので、
こちらは剣道部に入部後用意したほうが良いでしょう。
ちなみに竹刀を3本買う理由は、
練習用・試合用・予備用の3種類を用意するためです。
もちろん壊れてから購入しても良いのですが、
緊急で必要な時にそれでは困ってしまいます。
竹刀は多めに用意しておくのがいいでしょう。
6月に購入するもの
名札(垂れネーム) 3400円
剣道着2着(ジャージ道着と綿の一重)6000円
袴 4000円
私の学校では6月ごろから学校の防具を借りて、
防具のつけ方を練習します。
その時に必要になってくるのが上記のものです。
また、防具をつけ始めると
顔が見えないので名前が分かりません。
そのために必要なのが名札(垂れネーム)です。
名札は刺繍の種類や字体の違いによって、
値段が多少変わってきます。
私の学校では、一般的なクラリーノの行書体ですが、
こちらに関しては先輩と合わせた方が良いでしょう。
剣道着に関しては、学校で勧めているものです。
この二着があれば、3年間使うことも可能です。
剣道着の種類に関しては、以下のページを参考にしてください。
竹刀と違い、道着や袴、名札は刺繍が必要になります。
注文してすぐには届きませんので、早い時は、
5月の末に注文することもあります。
7月に購入するもの
防具一式 45000円くらい
こちらは、面・小手・胴・垂れのセットのことです。
学校の防具をそのまま使ってもいいのですが、
やはり見た目が悪いですし、自分の防具をもって、
手入れをすることも覚えてほしいため購入してもらっています。
これで購入してもらうものが最後なのですが、
一番お金のかかるものでもあります。
学校の防具で練習をして、剣道の楽しさはもちろん
剣道の辛さも知ったうえで、購入してもらっています。
もし剣道を辞めるとしたら、このタイミングが最後です。
ここまでお金を出してもらったのなら、
やはり最後まで続けなくてはいけません。
私の学校でも、もう一度本人に意思の確認をしています。
最後に
剣道部に入るのをためらったり、
本当は入りたかったけど辞めたりする生徒の多くは、
剣道具の値段が高いことが理由になります。
できるだけ安く済ませたい。
部活の先生からも防具を指定されていない。
そういった場合は、ネットで購入するのもひとつだと思います。
竹刀から防具までフルセットで購入すれば、
普通に剣道具屋で買う値段の6割くらいで購入できます。
せっかくお子さんが始めた剣道部です。
購入のタイミングなども考えながら、
計画的にお金の準備をしておきましょう。
剣道を始めた方は練習しましょう!
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