ネットの安い防具を購入するのは大丈夫?注意点などを紹介

ネットの安い防具を購入するのは大丈夫?注意点などを紹介

 

ネットの安い防具で大丈夫?

 

 


 

 

私が剣道から離れていた10年以上の間に、
剣道業界は大きく変わりました。

 

 

その中でも一番の変化は
防具や竹刀の値段が格段に安くなったことです。
その変化はいったいどこから来たのでしょうか。

 

 

もちろん安い海外の製品が入ってきたこともありますが、
流通が何より大きく変わりました。

 

 

Amazonや楽天をはじめとしたネット通販が身近になり、
購入する方法は大きく変わりました。

 

 

竹刀や手ぬぐい等は
ネットで購入すればいいかもしれません。しかし、

 

 

体に身に着けて使用する防具だと、
インターネットで購入するのに抵抗のある人も多い
かもしれません。

 

 

ここではインターネットを使って購入するときの注意点を紹介します。

 

 

 

防具の値段は安くなっている

 

 

私が剣道を始めて少ししたころ
初めて防具を買ってもらいました。

 

 

地元の防具屋さんに行き、
防具のたくさんある不思議な環境に戸惑いながらも、

 

自分の防具を買ってもらえる!

 

という喜びに心が躍っていました。
たしか、当時5万円くらいだったと記憶しています。
子どもながらに、がんばって続けようと思いました。

 

 

それから、中学校に入学したときに
再び防具を買ってもらいました。
当時流行りだった、胸飾りなどもつけて、
セットで10万円くらいしました。

 

 

そういった記憶があったので、
剣道の防具=高い
という考えが、私の中にはありました。

 

 

それから20年以上たって、
再び剣道の世界に戻ってきて驚きました。

 

 

防具の値段が格段に安くなっているのです。

 

 

防具屋さんで買ったとしても、一式6万ほどです。
ネットで買えば4万円を切る値段であります。

 

 

防具屋さんに事情を聴くと、やはり
海外で作っているのが理由だそうです。
服や日用品と同様、剣道具も海外で作った安いものが、
日本で普通に買えるようになりました。

 

 

では、安いからモノが悪いかというと、
そういうわけではありません。
一昔前だと、安かろう悪かろうといった感じで、
中国製などは粗悪品が多かったです。

 

しかし、服もそうですが、
中国製でも問題なく使えるようになりました。
これは防具も一緒です。

 

 

現在私が練習用で使っている防具も
ネットで1セット4万円ちょっとのものです。
5年ほど使っていますが、使用に問題は全くありません。

 

 

下の写真は私が5年前に購入して、現在も使用しているものです。
週に3回ほど使用していますが、今も現役です。

 

 

 

修理も地元の剣道具屋さんにお願いすればやってもらうことはできます。
特に大きなデメリットは感じていませんが、
気を付けなければならないこともあります。

 

防具をネットで購入するデメリット

 

 

防具をネットで購入するにあたって、デメリットもあります。
私が考えるデメリットは以下の3つです。

 

 

1 サイズを自分で測らないといけない

 

2 返品・交換に手間がかかる。

 

3 現物を見て選べない。

 

では順番に見ていきましょう。

 

 

サイズを自分で測らないといけない

 

頭のサイズや胴回りを自分で測らないといけません。
ネットの中で入力画面があり、
頭の縦、横
胴回り
手の大きさ
等を、メジャーで測ります。

 

 

胴や垂れは何とでもなりますが、
面や小手はフィット感が大切です。

 

 

また、中学生で体がまだ小さい場合は、
少し大きめのサイズを買って、成長に備えることも必要です。
こういったサイズのことや測る手間を考えると、
やはり剣道具店で買うメリットを感じます。

 

 

返品・交換に手間がかかる。

 

先ほどサイズの話をしましたが、サイズが合わなかった場合、
多くのお店は無料で交換をしてくれます。
実際に私も追加で小手を注文した時に少しきつかったので、
無料で交換をしてもらいました。

 

 

店頭で購入した場合は、そ
の場でサイズの確認などをしてもらえますが、
ネットの場合は一度返品するという手間があります。

 

 

もちろん店頭で買った場合も、サイズの変更がすぐできず、
しばらく待たないといけない場合もあります。

 

 

今まで生徒の中でサイズが合わずに返品したことはありませんが、
その場で交換してもらえないのは、やはり手間になります。

 

すぐに欲しい!

 

となっている時はなおさらかもしれません。
時間があってそういった事態も想定してできるのなら
この内容はデメリットにならないかもしれませんね。

 

 

現物を見て選べない。

 

現物を見られないのは防具に限らない話だと思いますが、
服やカバン、財布などをネットで買う時と同様です。

 

 

服やカバンはその商品を店頭で確認して、
ネットで購入することが可能です。しかし、
防具は全く同じものを確認することができません。

 

 

確認するとしたら、同じくらいの価格のものを防具屋さんや、
先輩などに見せてもらうことになるでしょう。
運よくネットで購入した人がいれば、ぜひ見せてみらってください。

 

 

今はネット買うからといって、
粗悪品を売りつけるようなことは、ほとんどありません。
ましてや、楽天などに出店している店は、よっぽど大丈夫でしょう。

 

 

気になるとしたら、防具の質感や、
胴を買う時の色合いなどでしょう。
どうしてもそこが心配な方は、少し割高になりますが、
防具屋さんにお願いするのがいいのかもしれません。

 

 

ちなみに防具屋さんでも胴の色はカタログで選ぶ場合が多いです。
私も以前部活用の選手胴を防具屋さんで購入しましたが、
多少の色の変化は感じました。

 

ネットで防具を買うということ

 

 

上記したように、ネットで防具を購入するというのは
デメリットも少なからずあります。

 

 

しかし、それを補って余りある値段の安さがあります。

 

 

近くに剣道具屋が無い人は、
商品の交換の手間なども、
店頭で買う場合とほとんど違いがありません。
私のように、2つ目、3つ目の剣道具を買う人にもおすすめです。

 

 

練習用だと割り切って使えるのなら、値段の安さが、何よりありがたいですよね。

 

 

総合的に判断して、私としてはネットで購入するのはアリだと思います。
特に小手などは皮の交換よりも新品を購入したほうが安いですしね。

 

 

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