初心者からの剣道指導法を剣道部顧問が教えます

稽古内容からの見直し!弱かった剣道部が変わった!

みんな変わりたい!強くなりたい!

 

 

 


 

 

 

ひどい状態だった赴任先の剣道部
でもせっかく顧問になったのだから、
生徒のために何かしてあげたい!

 

 

でも防具もろくに付けられないような生徒に
いったいどんな指導をすればよいのか?

 

 

剣道の指導をしたことの無い私はかなり迷いました。
しかし、気持ちだけはちゃんとある生徒達。

 

 

初心者顧問と一緒に成長してくれました。

 

 

 

剣道部顧問としての勉強

 

赴任した学校の剣道部は、
防具のつけ方も分かっていない生徒ばかり。
ここ数年一度も試合で勝ったことの無い
弱小剣道部

 

 

しかし、生徒たちは
勝ちたい気持ちをもっていました。

 

 

何とかしてやりたいという気持ちから
生徒達に強くしてやると約束したものの・・・。
私自身剣道から10年以上離れていたため、
何から教えてればいいのか迷いました。

 

 

幸い当時まだ30歳で体も動きましたし、
剣道の動きを体が覚えていたので、
私が一緒にやるということはできました。

 

 

ただ、なにも分かっていない生徒(ほぼ初心者)
に教えるという経験をしたことがなく

 

 

何が指導のポイントなのか
上達するコツは何か
変な癖をどうやって直せばいいのか

 

 

ここが分かりませんでした。
例えば踏み込みが弱い生徒に

 

 

「もっと強く踏み込め」
と踏み込みの練習ばかりさせて、
かかとを痛めさせてしまったこともあります。

 

 

何が悪いかが分かるのと、
どうすれば直せるかは全く別物なのです。

 

 

私はこの状況になって、
中学校教師になったばかりのころを思い出しました。
自分が分かっていても、
生徒が数学をできるようにさせられなければ意味がない。

 

 

これが教師になって最初の壁でした。
この状況を打開するために、

 

○他の先生に教えをいただく

 

○教師用の本を読む

 

○有名な先生のセミナーに参加する

 

○実際に授業の上手な先生の授業を見る。

 

こういったことを続けて、
教える時のポイントや技術を学びました。
剣道の指導もこれと同じだ!と考えました。
そこから

 

○有名な先生の本を読み、DVDを見る

 

○有名な先生のところへ合同練習を申し込み、出稽古に行く

 

○私自身も道場に通い教えをいただく

 

これを続けることにしました。

 

 

色々な先生から話を聞き、
本やDVDを見る中で、
生徒たちに足りないものは
基礎だということに気づけました。

 

 

>>剣道初心者の指導法に進む

 

 

 

 

 

防具のつけ方から始めましょう。

 

とにかく防具のつけ方剣道着の着方がめちゃくちゃ
だったので、そこから直していきました。

 

 

生徒たちは全員自分の防具はなく、
体育の授業用の防具をつけていました。
金銭的には恵まれた生徒が多い地域だったのですが、
そもそも防具を購入するという話が無かったそうです。

 

 

3年生は残りわずかなのでさすがに言いませんでしたが、
2年生には自分用の防具をできれば買うようにすすめました。

 

 

練習方法が固まっていなかったのもありますが、
剣道は、まずは身なりです。

 

 

剣道着の着方防具のつけ方

 

 

これを自分でできるように徹底するだけで、
最初の一週間はほぼ終わってしまいました。

 

 

毎日剣道着を着て、防具をつけて、注意されてまた付けて・・・。
自分が中学生だったころこの練習が1週間続いたら、
多分部活に行かなくなるのではないか?
と思うくらいつまらない毎日でした。

 

 

ただ驚いたことに、生徒達は毎日楽しそうに私の話を聞き、
一生懸命防具を付けて、はずしての作業を繰り返していました。

 

 

おかげで1週間後には、
自分たちで素早くきちんとした
防具のつけ方ができるようになりました。

 

>>防具と剣道着のつけ方に進む

 

後になって聞いた話だと、
顧問の先生に指導してもらうことが初めてだったので、
何でも新鮮で楽しかったようです(笑)

 

 

最初はやる気無さそうに、
だらだらとしているように見えた生徒達でした。
しかし、一生懸命に防具をつける姿を見て、
すぐにこの子達のことが大好きになりました。

 

 

私みたいな、初めて剣道部の顧問になった者の話を一生懸命聞き、
一生懸命練習してくれる素直さが無かったら、
わたしもがんばれなかったと思います。
部活は顧問一人ではできないことを、ここで学ばせてもらいました。

 

 

>>剣道部顧問として考えていることに進む

 

 

足さばきと素振り

 

防具の付け方の練習と並行して、
少しだけ足さばきの練習をしていきました。
まず基礎の送り足をやらせたのですが、
まあこれがひどい(笑)

 

 

ほとんどの子が歩いている状態でした。
中段にかまえて前後左右に送り足を行う。
少しなれてきたら踏み込みも入れる。

 

 

結局この練習は最後の大会の前日までやりました。

 

 

>>初心者の足さばき指導に進む

 

 

防具を付けられるようになってからは、素振りも始めました。
今なら肩を使うとか、手の内の冴えを意識させたりとか、
たくさん指導ポイントが分かるのですが、
当時はそんなことよく分かりません。

 

 

先生と同じように素振りをしなさい
という雑な指導でした(笑)

 

 

それでも、右手で振っていてまっすぐ振れなかった生徒も、
最後はそれなりに素振りができるようになりました。

 

 

これも足さばきと同様、
夏の大会直前までみっちりと確認しながらやっていきました。
基礎を教えて、形をキレイにしていく。
これは経験があった私に指導できたことでした。

 

 

>>素振りは剣道の基本に進む

 

 

生徒たちもあまり練習をしていなかったので(笑)
素直にクセを直せる子が多かったです。

 

 

生徒達も、指導してもらって
上手になっている実感があったのでしょう。
毎日一生懸命練習に励んでいました。

 

 

しかし、彼らを試合で勝たせてあげるためには、
大きな壁がありました。それは・・・

 

 

>>めざせ初勝利そして現在に続く

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

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