剣道での足のケガ@足の裏の皮がめくれた時のテーピング!

剣道での足のケガ@足の裏の皮がめくれた時のテーピング!

 

 


 

 

剣道部の顧問で一番見るケガは、足のケガです。

 

 

一言に足のケガといっても、

 

左足の皮がめくれる。
右足のかかとが痛くなる。
左足の甲を疲労骨折する。

 

と言ったように、色々なパターンがあります。

 

 

今回はその中でも足の皮のめくれについて書いていきます。

 

 

何も対処せず、痛い状態で無理をして稽古を続けた結果、
痛みをかばうために変なクセがついたり、
余計にケガがひどくなったりするということも
よくあることです。

 

 

ケガをした場合に、一番大切なのは休養なのですが、
足の皮がめくれたくらいで休んでいては、
剣道が上達することはありません。

 

 

ここでは剣道の稽古中によく起きる、
足の皮のめくれについて対処法を書いていきます。

 

 

左足の裏の皮がめくれるのは仕方がない?

 

 

 

 

剣道をするうえで絶対に起こるケガでいうと、
左足の皮がめくれるというケガです。
これについては、裸足でやる剣道という
競技の性質上、仕方がないとしか言えません(笑)

 

 

とはいっても、足裏の皮がかなりの範囲で、めくれてしまった場合には、
床に足をつけるだけでも飛び上がるくらい痛い時もあります。

 

 

これの対処法ついては、テーピング一択です。
皮がめくれた部分が直接床に触れないように、
テーピングをしてしまえば、かなり痛みが和らぎます。

 

 

生徒に指導しないままテーピングを巻かせたら、
直接テーピングを巻こうとしたのですが、
それははがす時に痛すぎるのでやめてください(笑)

 

 

かならず、薄いスポンジを患部に当ててから
テーピングを巻くようにしてください。
スポンジがクッションの役割になると同時に、
テーピングをはがす時に皮膚に張り付かなくなります。

 

 

 

 

それと、テーピングをただ足にぐるぐる巻くだけでは、
稽古中にテーピングがとれてしまいます。

 

 

足の指の間にテーピングを通してから
全体に巻くようにしてください。
こうすることで簡単にテーピングが
足からはがれることはありません。

 

 

足の指の間に通すテーピングについては、
太いテーピングを切ってもいいですし、
細いテーピングを買ってもいいでしょう。

 

 

テーピングとスポンジは防具袋に入れておくなど、
常に用意するようにしましょう。

 

 

家に帰ってから、ゆっくりとテーピングを貼る時間があれば、
焼きテーピングがいいと思います。
エラスチコンテープという名前が正式ですが、
焼いて使うテーピングなので、焼きテーと呼ばれています。

 

 

 

 

火であぶって患部に張れば、よっぽど?がれません。
どれくらい剥がれないかというと、
?がす意思がなければ、剥がれないくらいです(笑)
私は風呂に入って、粘着量が多少弱くなったタイミングで剥がしてます。

 

 

私の学校ではライターと一緒に置いてあるのですが、
以前部室で焼きテーピングを貼ろうとして、
警報を鳴らした生徒がいました(笑)
まあ実際には笑えない大事でしたが・・・。

 

 

焼きテーの注意点は火のあつかいも当然ありますが、
皮がむけたての血が出ているような状態では使えないことです。
剥がす時に悲鳴が上がります(笑)
血や液が出ている時はスポンジ+テーピングにしましょう。

 

 

うっすらと皮ができた時(一日たったくらい)に張ると
超便利です!
ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

足の皮のめくれ方で正しい剣道か分かる?

 

 

余談ですが、足の皮がめくれる位置によって、
正しい蹴り足をしているかが分かると言われています。

 

 

 

 

上の写真の部分、いわゆる母指球と言われる部分が、
めくれている場合は、上手に蹴れている証拠です。
それと同時に中指の付け根あたりがめくれるのも、
しっかりと床をつかめている証拠です。

 

 

といっても、私も生徒も違う場所がめくれることが多いです。
まあ私の場合この年で足の皮がめくれていると、
練習のしすぎだと笑われますが・・・。

 

 

皮のめくれ方で、自分の剣道を見直すのも、
良いかもしれませんね。

 

 

最後に

 

足の皮のめくれは剣道をやる上で、
当たり前のように起きるケガの一つです。

 

 

剣道は裸足でやる競技なので仕方がないケガです。
慣れないうちは、あまりの痛みにビックリするでしょう。

 

 

夏に稽古が毎日4時間くらいある日が1ヶ月以上続くと、
帰りに足を引きずるように歩いている生徒もいます。
しかし、不思議なものでアドレナリンが出ているからか、
稽古中には足の痛みをあまり感じないようになります。

 

 

骨と一緒で、一度めくれた部分の皮は固くなります。
そうすると、次にめくれるまでには、
けっこう長い時間皮膚は耐えてくれます。
いわゆるタコのようになるんですね。

 

 

左足の裏を見れば、その人が
どれだけ稽古してきたのかがよく分かります。

 

 

よくあるケガの皮のめくれと上手に付き合って、
稽古に励んでいきましょう。

 

 

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