気剣体の一致をやめる?踏み込みは同時ではない理由

気剣体の一致をやめる?踏み込みは同時ではない理由

剣道の常識を疑おう!

 

 

 


 

 

剣道において一本の基準、つまり有効打突の基準は
気剣体の一致であると言われています。

 

 

気とは充実した気勢
剣とは正しい竹刀操作
体とは体勢のことで正しい踏み込み

 

 

この3つが気剣体です。
大きな声で刃筋正しく踏み込んで打つ
という部分は大切です。
これが無ければ一本の基準に達しないでしょう。

 

 

しかし、足の踏み込みの一致という部分は、
私の感覚として必要ないと思っています。

 

 

足の踏み込みを一致させなくても良い理由を紹介します。

 

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足の踏み込みをずらしても良い理由

 

 

初心者の指導をする場合は
必ず打突と声と踏み込みが同時になるように指導します。

 

 

私もそうやって教えられてきたので、
なんの疑問も持たずにそういった指導を続けてきました。

 

 

しかし、下の写真のように
実際には足の踏み込みが終わる前に
打突は終わっているのです。

 

 

私はこのような写真を見るたびに、一流の選手が
踏み込みがずれているのを感じていました。

 

 

ここで間違えてはいけないのが、
足が先に踏み込んではいけないということです。
打突の後に足を踏み込むことが大切です。

 

 

初心者に打突と踏み込みを同時にするように指導すると
足をしっかりと前に出せなくなる場合があります。

 

 

その理由は、
踏み込みのほうが打突よりも難しいことにあります。
打突に踏み込みを合わせようとすると

 

 

先に踏み込んでしまう
足をその場で踏み込んで体を前に出せない
といった変なクセがつくことがあります。

 

 

それならばいっそ打突後に踏み込むことを教えた方が
生徒は混乱しません。

 

 

しかし、打突の後に踏み込みなさい
とただ言っても正しい姿勢で打突できません。
何かに打突を合わせる必要があります。
では踏み込みではなく何に合わせるのか。

 

 

それは左足のひきつけです。

 

 

左足のひきつけに合わせるように打突することで
左足でしっかりと蹴り、ひきつけ
腰から前に出ることができます。そして、
姿勢を正しい状態にして打突することができます。

 

 

高段者の先生からすると間違った考え方かもしれません。
私自身もこの考え方が正しいとは思いません。

 

 

しかし、初心者の最初の指導を
この考え方で行うようになってから
生徒の成長は大きく変わりました。

 

 

私は剣道のプロではないので、偉そうなことは言えませんが
生徒が成長したという事実を大切にして
この考え方を指導の軸のひとつとしています。

 

 

実際に踏み込みをずらした指導方法の内容は
以下のリンクから移動できます。

 

>>初心者の足さばき指導!踏み込みには打突を合わせない

 

 

足の踏み込みではなく引きつけに合わせるということ

 

剣道の技の中でも足の踏み込みではなく
必ず足の引きつけに合わせる技があります。

 

それは胴打ちです。

 

 

上の動画は、学生で全日本選手権覇者になった
竹ノ内選手の胴打ちが見られる動画です。
動画の1:10秒〜です。
スローで見ると足の引きつけに合わせているのがよく分かります。

 

 

上の写真は、削除されてしまいましたが、
竹ノ内の選手の胴打ちが解説された動画の一コマです。

 

 

打突の瞬間が足の踏み込みではなく
足の引きつけに合わせて打たれているのが分かります。

 

 

胴打ちだけが足の引きつけに合わせているわけではない
と私は考えています。
全ての技は左足のひきつけによって正しい姿勢にもっていき
体を前に出しているのです。

 

 

人間が二足歩行のバランスがとれているのも
反対の足が前の足に引きつけているからです。

 

 

切り返しで打突するタイミングも
足をひきつけるタイミングで行わないといけません。

 

 

全ての技の足さばきのポイントを
足の引きつけに集約していくことで
生徒も混乱しなくなります。

 

最後に

 

今回書いた内容は

 

足の踏み込みと打突を合わせる

 

という剣道の世界では常識と考えられている内容を
完全に否定するような内容でした。

 

 

しかし勘違いしないでいただきたいのが、
私はそういった指導方法否定しているわけではない
ということです。

 

 

私は気剣体の体を正しい姿勢という意味で解釈し、
足の踏み込みではなく、引きつけることによって、
気剣体の体を表現しようと考えているのです。

 

 

踏み込みと同時に打突するという指導をしていて
しっかりと生徒の技術を向上させていらっしゃる
先生もたくさんいらっしゃいます。

 

 

どんな指導にも一長一短があります。
私の考え方が正しいとは全く思いませんが、
ひとつの考え方としては受け取ってもらえると幸いです。

 

 

もし今回の内容に興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、
実際の指導内容も見ていただけるとありがたいです。

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

初心者でも強くなれる!

 

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>>剣道の試合に勝つ方法に進む

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