剣道の溜めを理解して試合に勝つ!強気で待つには?

剣道の溜めを理解して試合に勝つ!強気で待つには?

 

 

剣道で大切だと言われる攻め!そして溜め!
ここでは偉そうに書きますが、
私自身も本当に理解はできていません。

 

 


 

 

しかし、攻めと溜めというのは、
初心者には本当に分からないものです。

 

 

もっと相手を攻めなさい。
溜めをつくって相手を動かしなさい。
口で言うのは簡単ですが、
実際に行うのは難しいものですよね。

 

 

私が初心者の生徒に教える時には、
実際に攻めと溜めをパターン化して、
体感させることを大切にしています。
以前書いた記事を参考にしてください。

 

 

>>試合で攻める気持ちをつくる!に進む

 

 

ここでは溜めの発展編として、
私が指導している内容を紹介します。

 

 

溜めとはいったい何なのか?

 

 

溜めとはいったい何か?
これは単純に答えられるものではありません。
そうはいっても、言葉にしてあげないと、
初心者の子達はどうすれば良いか分かりません。

 

 

ブルース・リーならそう答えるでしょうが、
私は教師として言葉を大切にしています。
言葉にできないものは、結局のところ、
しっかりと理解できていないと思います。

 

 

なので思い切って言葉にしてしまいます。
溜とは攻めた相手の動きを待つ時間
そのように生徒には伝えています。

 

 

攻めとは足や気迫、竹刀によって、
相手の気持ちや動きを動かすことです。

 

 

生徒にも使っている例を出します。
いきなりナイフを持った相手が現れたとしましょう。

 

 

いきなり襲い掛かってきたのに、
急に自分の前で動きを止めたらどうするでしょうか?
おそらく恐怖と困惑で頭と体が一瞬止まるでしょう。

 

 

この一瞬のパニックを引き起こさせるのが、
溜めだと私は考えています。

 

 

相手を攻める、そして溜めをつくることによって、
相手の動きを封じてやるのです。

 

 

溜めをつくる大前提

 

 

先ほどナイフの男を例に出しました。
ではいきなり目の前に現れたのが、
かわいい子犬ならどうでしょう。

 

 

かわいい子犬がどれだけいきなり現れて、
目の前で動きを止めたとしても、
よっぽどの犬嫌いでない限り、
パニックになることはないでしょう。

 

 

ナイフの男とかわいい子犬この違い、
これが何かは簡単ですよね。
そうです。恐怖心を与える存在かどうかです。

 

 

相手に恐怖心を与え、気持ちを揺さぶれるかどうか。
これが溜めをつくる大前提となるのです。

 

 

話を剣道に戻して、剣道の試合における、
一番の恐怖感はいったい何なのでしょうか。
それは「打たれたくない」もっといえば
「負けたくない」という気持ちです。

 

 

この状況をつくるには、少なくとも
相手とある程度は互角に試合ができる、
そのレベルでないといけません。

 

 

そういってしまっては元も子もないですが、
格上の相手に溜めをつくっても、
ただスキをつくるだけになってしまいます。

 

 

実際に私が生徒と稽古をしている時に、
どれだけ生徒が攻めてきても、溜めをつくっても、
私は全く動じません。

 

 

よっぽど上達した生徒でない限り、
絶対に負けないという自信があるからです。

 

 

ただ、攻めや溜めを意識できるレベルになっていれば、
ある程度の選手とは互角に試合ができるでしょう。

 

 

というよりも、攻めや溜めが全く通じない相手には、
何をしても勝てるわけがありませんので、
仕方が無いと考えるのが一番でしょう。

 

 

>>引き分け狙いの剣道と負けない剣道の違い?に進む

 

 

溜めを利用した技とは何か?

 

 

では実際に溜めを利用した技を見てみましょう。
下の動画は全日本選手権の一本集です。
このレベルになるとほぼすべてが、
溜めが効いているのですけどね(笑)

 

 


2:30〜
足でしっかりと前に攻めた状態から、
相手に面を打たせて、
返し胴を打ちにいっています。

 

 

 

返し胴に関しては、この溜めがなければ、
成功は難しいでしょう。

 

 

3:25〜
しっかりと攻めた状態から溜めて、
面を打ちにいっています。

 

 

レベルの高い場面を紹介しましたが、
相手をしっかりと攻めた状態から、
溜めをつくっているのが分かるでしょうか?

 

 

溜めをつくるにはどうすれば良いか?

 

 

では溜めをつくるにはどうすれば良いか?
ということですが、まずは、
相手と互角に試合が運べるようになること。
これが大前提です。

 

 

そして、気持ちで絶対に負けないこと。
これが大切なことになります。

 

 

溜めをつくるということは、
自分が動かずに動きを止めることです。
動きを止めることによって、
相手を逆に動かしてやるのです。

 

 

言葉で言うのは簡単ですが、
いつ打ってくるか分からない相手に対して、
動きを一瞬でも止めるということは、
並大抵のことではありません。

 

 

これを実際の試合で行うには、
強い気持ちが何よりも大切になってきます。

 

 

私の大好きな言葉に、
打って勝つのではなく、勝って打つ
という言葉があります。

 

 

剣道において有効打突をとったところだけ、
クローズアップされていますが、
その前までの攻めと溜めが、
有効打突を引き起こすのです。

 

 

サッカーでいうところのアシストですね。
このアシストさえ完璧ならば、
打つ前に勝ったも同然なのです。

 

 

最後に

 

 

今回は少しレベルの高い話を、
私自身も本質を理解していないものを、
解説させていただきました。

 

 

私は勝ち負けで生徒を叱ることはありません。
しかし、弱気で挑んだ試合については、
厳しく注意するようにしています。

 

 

技術があることは大切なのですが、
中学生レベルで言えば、
気持ちでかなり逆転できてしまうからです。

 

 

強気に攻めていき、溜めをつくろうとした時に、
逆に相手に打たれてしまった。
そういったことはよくあることです。

 

 

相手に引き出されてしまったことについては、
次から気をつければ良いだけなのです。

 

 

しかし、弱気で相手に攻められて打たれた。
相手の溜めに怯えて打っていった。
そういった試合は、次につながりません。

 

 

強い気持ちをもって溜めをつくって、
試合に臨んでいきましょう。

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

試合に勝とう!

 

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