竹刀の種類と選び方のポイント!自分にあった竹刀にしよう!

竹刀の種類と選び方のポイント!自分に手や力にあった竹刀にしよう!

 

 

竹刀にも種類がいっぱい??

 

 


 

 

剣道の竹刀にもたくさん種類があります。

 

 

竹刀をネットで検索すると、
胴張り(どうばり)小判型(こばんがた)
普及型(ふきゅうがた)実践型(じっせんがた)など、
たくさんのキーワードが出てきます。

 

 

経験者でもよく分からないこの言葉。
初心者ならなおさらでしょう。

 

 

ここではこれらの意味を説明しながら、
竹刀の種類と選び方について書いていきます。

 

 

 

竹刀の種類と選び方を分けるポイントは何?

 

 

みなさんは、今使っている竹刀の
重心がどこにあるかご存知ですか?
竹刀によって重心の位置は大きく変わります。また、
重心によって竹刀の特性が出てきます。

 

 

例えば重心が竹刀の中心にあるものと、
手元にあるものを比べると、
てこの原理で手元にあるものの方が
振った時に軽く感じます。

 

 

では手元に重心があるもののほうが良いかと言われると、
その分先のほうが細くなっているので、
耐久性が低くなってしまいます。

 

 

また、手元に重心をもってくるために、
柄の形を太くしたり、逆に握りやすいように細くしたりと、
柄の形にも種類があります。

 

 

自分の手の大きさに合わせた竹刀を選ぶことで、
力強い打ちや素早い打ちが可能
になります。

 

このように竹刀を選ぶときのポイントは、

 

1竹刀の重心がある場所
2竹刀の握り(柄の部分)の形

 

の2点になります。

 

 

この2点を中心に分類したものが竹刀の種類です。
それでは実際の竹刀の写真と一緒に特徴を見ていきましょう。

 

古刀型


重心・・・剣先のほう
一般的な竹刀よりも重心を先に感じます。
全体的に太さが均一なため、丈夫なのが特徴のひとつです。
重心が先にあるため力は必要ですが、
打ち合いに負けない力強い打突
をすることができます。

 

 

ただ、あまり使われないためか、
値段は高め
です。私も古刀形の竹刀は、
先輩のを借りた経験があるくらいでしたが。
かなりずっしりとした重みを感じました。

 

普通の竹刀は軽々とふれる、力のある人は試してみてはいかがでしょう。

 

 

普及型


重心・・・中心あたり
もっとも一般的な形の竹刀です。すべてにおいてバランスが良く、
特にこだわりの無い方はこちらを購入
するのが良いと思います。作られている量も多いので、
値段も安く設定されています。普段の練習用は私もこちらを使用しています。

 

 

胴張り型


重心・・・手元に近い場所
胴張り(どうばり)とは3つ目の節を指します。
竹刀における3つ目の節とは、柄から一番近い部分の節です。
ここを張って重心を手元にもっていったものが、胴張りです。

 

 

普及型に比べると手元に重心があるため、
竹刀が軽く感じます。素早い打突や技の繰り出しが可能になります。
デメリットとしては、剣先に向けて細くなっているので、耐久性が低いことです。
試合用の一本として選ぶならこちらがおすすめです。
私も試合用の竹刀は胴張り型を使っています。

 

 

実践型


重心・・・手元
実践型は胴張りに加えて、柄が太くなり剣先が細くなった形の竹刀です。
胴張り型よりもさらに重心が手元にきて竹刀が軽く感じます。
そのぶん値段は高いですが、最も早く竹刀を振ることができます。

 

 

ただ、柄がかなり太くなるので、
女性の方や握力の弱い人にはあまり向いていません。
また、剣先が細いため耐久性はどの形の竹刀よりも低いです。
手が大きくて、素早い打突を求める人にはぴったりの一本です。

 

 

私も一度購入したのですが、
柄が太すぎて手が小さい自分には合いませんでした。
ただ、耐久性はそれほど気になりませんでした。

 

 

柄の太さにもいくつか種類がありますので、
自分の手に会う太さの実践型が見つかれば、
私も再び購入したいと思っています。

 

 

小判型・柄細型

 

小判形は(写真左)、竹刀の握りの部分が
小判の形(木刀と同じ形)になっています。
初心者が正しい握りを学ぶのに適しています。

 

 

柄細型は(写真右)、実践型とは逆に柄が細くなっており、
手の小さい人も握りやすい形です。
重心は普及型と同じくらいの位置です。

 

 

小判型も柄細型も
女性が好んで使うことが多い竹刀です。
これは手が小さく握力が弱い人でも、しっかりと握ることが理由でしょう。
普段の竹刀だと、長時間の練習をすると手が疲れてしまうような人は、
一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

正直写真ではあまり伝わらないのが残念です(笑)
剣道具屋さんに行って実際に触れてみるとよく分かると思います。
私も初めて実践型を持った時には、あまりの軽さに感動しました。

 

 

いつも同じ竹刀ではなく、他の竹刀にも触れて、
自分に合った一本を見つけてください。

 

 

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