A剣道部の稽古メニューを紹介!練習内容の組み方

A剣道部の稽古メニューを紹介!練習内容の組み方

稽古の内容にこだわりを!

 

 

 


 

 

剣道の稽古と一口に言っても、内容は様々です。
稽古中にはたくさんの練習内容が入っています。

 

 

素振りや足さばきの練習も大切なのですが、
中学校の部活だと冬の時期などは、
日暮れが早く中々時間が取れません。
私の学校では、

 

 

強化する部分を中心とした稽古メニュー作りと
時期によるベースとなる稽古メニュー
組み合わせて行っています。

 

 

今回は私の学校の練習メニューを
簡単に紹介したいと思います。

 

紹介する中で分かりにくいものがありますが、
以下の内容を参考に読んでいただければ分かると思います。

 

グループで行う稽古メニュー!に進む

 

稽古メニュー作りのベースとなる考え方

 

 

私の学校で稽古メニューを考える時
大切になってくるのは下の3点です

 

 

確保できる稽古時間

 

稽古を行う季節

 

課題となっている内容

 

 

高校ですと、冬の間も練習時間が
2時間ほどとれるそうですが、
中学校では、日没前には生徒を帰らせるので
一番短いと30分ほどしかできません。

 

 

私の学校の場合は、
部活を社会体育として登録することで
冬の間も2時間稽古できる日を作っていますが、
それも毎日というわけにはいきません。

 

 

逆に夏の間は長いと3時間ほど平日に
稽古をすることができます。
しかし夏の暑い時期に、生徒が集中して
3時間稽古するには工夫が必要です。

 

 

冬ですと、体が寒くて動かないために、
できるだけ運動量の多いメニューを中心
に組み立てることで、稽古内容が
濃密なものになってきます。

 

 

また、4月には新入生が入ってくる関係で
稽古メニューは全く別で組まなければなりませんし、
夏に初心者と2・3年生が一緒にやる場合は
それ用の内容が必要になってきます。

 

 

時間や季節とは別に、課題となっている部分を
生徒に集中して稽古させる必要もあります。

 

 

打ちが弱いようでしたら、強い打ちになるメニューを
足さばきが弱いようでしたら、足を使うメニューを
応じ技が出ない場合は、応じ技のメニューを

 

 

こういった感じで、常に稽古内容を
時間、季節、強化したい部分の3点を見て
総合的に作る必要があります。

 

 

この3点を考慮した稽古メニューを
例を挙げながら下で紹介していきます。

 

 

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春に打ちを強くしたい時に考える稽古メニュー

 

 

素振り

 

上下           50本
正面           50本
踏み込みながら     50本
左右面          50本
体をさばきながら上下 50本
早素振り       100本 2セット

 

基本打ち

 

面を打つ切り返し    ×3
竹刀を打つ切り返し  ×3
お互いに行う切り返し  ×3

 

大きく面打ち      5本×4
大きく小手面打ち   5本×4

 

実戦用の早い面打ち    5本×2
実戦用の早い小手打ち   5本×2
胴打ち          5本×2
実戦用の早い小手面打ち 5本×2
小手胴打ち        5本×2

 

休憩

 

掛かり稽古       20秒×10

 

地稽古          3分×5

 

春は夏ほどではないですが、時間が取れるため
基本打ちにかなり時間を割きます。
土日に練習試合や大会もありますので、
崩れてしまった型を元に戻す意味合いもあります。

 

 

今回は打ちを強くすることが強化ポイントですので
できるだけ大きく肩を使う稽古を重点的に行います。
素振りもかなり時間を使って大きくやるように指示します。

 

 

私の経験では、打ちが弱い時には、
強制的に大きく肩を使って打たせることで
かなりの確率で打ちが強くなります。
もちろん生徒には強く打つことを十分に理解させてから行います。

 

夏に足さばきを強化したい時に考える稽古メニュー

 

 

素振り

 

上下     50本
正面     50本
左右面    50本
早素振り  100本

 

足さばき
細かく前に行う足さばき 武道場を1週
細かく右に行う足さばき 武道場を1週
細かく左に行う足さばき 武道場を1週
ラダートレーニング 10分

 

休憩

 

基本打ち

 

追い込みの面を打つ切り返し   2往復
追い込みの竹刀を打つ切り返し 2往復
追い込みの大きい面打ち     2往復
追い込みの小さい面打ち     2往復
追い込みの小手面打ち      2往復
追い込みの小手面胴打ち    2往復

 

休憩

 

応じ技の稽古

 

面に対する応じ技     5本×4
小手に対する応じ技   5本×4
6人組での応じ技     5セット

 

掛かり稽古        10秒×10
お互いのかかり稽古   10秒×10

 

休憩

 

地稽古         3分×5

 

 

夏はとにかく最後の大会に向けての強化期間になります。
練習時間も長めにとれますし、
実践的な稽古を取り入れます。

 

 

しかし、とにかく暑くてばててしまいますので、
休憩を細かくとることで、
短い時間に集中してやらせるようにしています。
また、面をつけて行う時間も短めにしています。

 

 

今回は足さばきの強化をメインにしましたので、
追い込みや足さばきが中心になってきます。

 

 

稽古内容で言葉では分かりにくい部分があると思いますので
下の内容を参考にしていただくと良いと思います。

 

>>稽古メニュー!目的別練習内容に進む

 

>>剣道におけるラダートレーニングに進む

 

 

秋に試合感覚を強化したい時に考える稽古メニュー

 

 

素振り

 

上下     50本
正面     50本
早素振り  100本 

 

 

3人組での基本打ち(各5分ずつ)

 

竹刀を打つ切り返し
面×2→小手面×2→小手胴×2
面体当たり引き面×2→小手体当たり引き胴×2
小手面体当たり引き胴からの面打ち×4
面面面×4
小手面胴×4

 

試合形式の地稽古 1分×15本

 

 

秋は時間が短くなり、1時間30分くらいしか
稽古をすることができません。しかし、
夏よりも涼しい分集中してできる時間が長くなります。

 

 

今回は試合感覚を持たせることが強化ポイントです。
秋は新チームになり、試合経験の少ない生徒が多いですので、
できるだけ試合をたくさんやらせることにしています。

 

 

試合形式の地稽古については、
下の内容を参考にしてやってみてください。

 

>>グループで行う稽古メニュー!に進む

 

 

冬に積極的に打突するようにしたい時に考える稽古メニュー

 

 

素振り(面を付けた状態で)

 

上下      50本
正面      50本
早素振り  100本

 

掛かり稽古        20秒×10
お互いのかかり稽古   20秒×10

 

竹刀で受ける切り返し  ×2

 

冬は時間がとにかく短いですので、
素振りも面を付けた状態で行います。

 

 

また、寒くて体が動かないので、
運動量の多い掛かり稽古をガンガンやります。
強化ポイントも積極性になりますので、
掛かり稽古を導入するのが良いでしょう。

 

 

ただし、平日の練習内容がこればかりなので、
土日や時間の取れる日には
基本打ちをしっかりとやります。

どうしても型が崩れてしまいますからね。

 

最後に

 

今回は練習時間や強化ポイントによる
稽古内容の例を紹介しました。
季節による稽古内容はだいたいこういった形で行います。

 

 

もちろんチームの状況によっては、
冬の短い時間に足さばきをすることもありますし、
夏の試合前の時期に、基本打ちを中心に
行うこともあります。

 

 

なにより稽古メニューを組む時に大切なのは、
生徒自身が納得して取り組めるようにすることです。

 

 

なぜこの稽古を今やっているのか
自分の足りない部分をどう補えるのか

 

 

そういったことを意識できるような言葉がけが
大切なポイントです。そういったことを続けていけば
最終的には生徒が自分で足りない部分を
稽古メニューに取り入れるようになります。

 

>>最後は生徒が練習メニューを考えるようにするに進む

 

今回紹介させていただいた練習メニューを参考にしていただけたら幸いです。

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

稽古に臨みましょう

 

>>稽古メニュー内容に戻る

 

>>初心者の練習方法

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