剣道の稽古におけるラダートレーニングの利用

剣道の稽古におけるラダートレーニングの利用

ラダートレーニングを取り入れよう!

 

 

 


 

 

ラダートレーニングは、サッカーやラグビーなどの競技で
積極的に取り入れられている練習方法です。

 

 

ラダートレーニングによって足の使い方と運動神経がリンクし、
細かい足の操作や俊敏性を手に入れることができます。

 

 

最近では剣道部にもラダートレーニングを
積極的に取り入れている学校も多いようです。
実際に私の学校も朝の練習時間に筋トレと同時に
ラダートレーニングを取り入れています。

 

 

サッカーやラグビーと同じラダートレーニングを
剣道に取り入れても、もちろん効果はあります。

 

 

しかし、剣道独特の動きに合わせたラダートレーニングを
取り入れることでより効果的な稽古をすることができます。

 

 

ここでは剣道におけるラダートレーニングの
効果と練習方法について書いていきます。

 

 

 

 

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ラダートレーニングの効果とは

 

 

ラダートレーニングとは、四角のマスを

 

できるだけ速く
できるだけ正確に

 

移動するトレーニング方法です。

 

 

正確にステップが踏めても遅くては意味がありません。
早くステップが踏めてもミスばかりでは意味がありません。

 

 

早く正確にやることを目標にトレーニングすることによって

 

1 神経系の発達

 

2 バランスの強化

 

3 効果的な動き

 

といった効果を感じられるようになります。

 

神経系の発達

 

 

人間の体は、脳の命令と筋肉の動きが連動して動いています。
しかし、何もしなくても命令に対して正確に体が動くかというと
必ずしもそうではありません。

 

 

命令に対して正確な反応ができるようにするには
繰り返し命令をして正確な動きを確認しなくてはなりません。

 

 

ラダートレーニングは細かい足の動きを早く正確に行うことで、
命令と動きの連動を、目で確認しながら鍛えることができます。

 

 

このトレーニングによって神経系は強化体され、
体はイメージ通りに動くようになっていくのです。

 

バランスの強化

 

 

ラダートレーニングで強化されるのは足だけかというと
そうではありません。

 

 

ラダートレーニングはスピードが必要になるトレーニングです。
足の動きを限界のスピードまで動かしていきます。
足のスピードを上げるためには、
上半身が重要になってきます。

 

 

上半身がグラグラしてしまっては、
足の動きにも影響が出てしまします。
ラダートレーニングによって、上半身も安定し、
自然とバランスの良い体をつくることが可能です。

 

 

ラダートレーニングを続けることによって、
バランスの良い体をつくることもできます。

 

効果的な動き

 

 

スポーツの足の動きで大切なのは
母指球とかかとをつけないことです。

 

 

どれだけ足を速く動かそうとしても
かかとがついてしまっていては、
次の動きが遅くなってしまいます。

 

 

体をしっかりと蹴りだしたり、止めたりするときに
足全体ではなく、足の裏の母指球に力を入れることで
体をうまくコントロールすることができます。

 

 

ラダートレーニングによって、
繰り返し素早い動きを続けることになります。
早く足を動かすためにかかとを浮かせた状態での
足の動きを知ることができます。

 

 

細かく正確に足を止めたり動かしたりする中で、
母指球を使うという感覚が自然と身に付きます。

 

 

ラダートレーニングで身に着けた
かかとを上げ母指球を中心にした足の動きによって、
効果的な体の使い方ができるようになっていきます。

 

 

ラダートレーニングはただ、足を動かすだけの運動ではなく
スポーツの基礎ともいえる体の使い方を効果的に学べる
素晴らしいトレーニング方法です。

 

剣道用のラダートレーニングとは

 

前後の足さばきがある程度できるようになったら、
私の学校ではラダートレーニングを取り入れています。

 

 

ラダートレーニングにも色々とあります。
ラダートレーニングと検索すれば
多くのトレーニングが出るでしょう。
私もサッカーのラダートレーニングをたくさん取り入れてきました。

 

 

下にサッカーで定番の足の動きを動画と図を載せておきます。

 

 

 

 

 

 

上の図で示したステップは野球用のステップとして
紹介されていたものです。
このステップを続けることで敏捷性は確実に高まります。

 

 

私もサッカーや野球のラダートレーニングを積極的に取り入れ、
ある程度の効果を感じることができました。
しかし、剣道には剣道用のラダートレーニングが必要
だと今は考えています。

 

 

剣道用のラダートレーニングとは、
右足を前に左足を後ろにしてかかとを上げた状態で
行うラダートレーニングのことです。

 

 

つまり剣道の足さばきの形で行う
ラダートレーニングが必要だということです。

 

下の動画を参考にしてください。

 

 

 

先ほど紹介したラダートレーニングも
足をそろえるのではなく、剣道の足の形で行うことで、
より剣道に特化したラダートレーニングになります。

 

 

自分が気に入ったラダートレーニングを
剣道用にアレンジするのも面白いでしょう。

 

 

私の学校ではこのような基本の足さばきを中心とした
ラダートレーニングを現在は行っています。

 

 

もちろん他のスポーツと共通の
その他のラダートレーニングも
俊敏性を高めるためには有効な稽古です。

 

最後に

 

私の学校でも夏の期間などの稽古時間がたくさんとれる期間は
ラダートレーニングを積極的に取り入れています。

 

 

筋トレと同じように、常に効果を実感できるものではありません。
ある時に、ふと足の動きに変化を感じるものです。
しかし、やれば確実に足の動きは良くなります。

 

 

特に効果を感じることができるのは
あまり素早い動きが得意ではない生徒です。

 

 

足が遅かったり、素早い足の動きができなかったりするのは
かかとを地面に付けてしまうことが原因です。

 

 

剣道に限らずスポーツの世界では、かかとを上げて
母指球で体全体をコントロールすることが大切です。

 

 

今までそういった経験をしたことのない生徒は、
4・5回ラダートレーニングをするだけで、
動き方が劇的に変化します。

 

 

ラダートレーニングは筋トレと同様、継続が必要です。
私の実感としては、週に2回10分ほどやれば
確実に効果を感じることができます。

 

 

しかし、一本のラダーで全員がやってしまうと、
回数も減りますし、時間もかなりかかってしまいます。

 

 

そこで、私の学校では6本のラダーで一斉に行っています。
6本も用意するのは金銭的に厳しいと感じる方も
いらっしゃると思いますが、現在使用しているのは
1本1000円しないぐらいのものです。

 

 

剣道で使うラダーは安いもので十分です。
剣道は素足で行うので、凹凸が小さいものでも
踏んでしまった時に気付くことができるからです。

 

 

剣道に特化した動きを中心とした、
様々なラダートレーニングを取り入れてみてください。
必ず変化を感じることができると思います。

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

稽古に臨みましょう

 

>>稽古メニュー内容に戻る

 

>>初心者の練習方法

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