剣道着の特徴!洗いやすいものや軽いもの、素材も色々

剣道着の種類!扱いやすさと高級感は違う?ジャーj道着って何?

 

 

自分に合った剣道着を選ぼう!

 

 

 


 

 

剣道着を購入する時に、種類がたくさんあって困る人も多いでしょう。
保護者や生徒からもよく相談を受けます。

 

 

剣道着を選ぶ時は、稽古の頻度や洗う回数、
どういった場面で着るのかを考えることが大切です。
その中で今の自分に合ったものを選びましょう。

 

 

ここでは剣道着の種類とその特徴を考えていきましょう。

 

 

 

剣道着の種類と特徴

 

剣道着には大きく分けて以下の3種類があります。

 

 

1メッシュ剣道着

 

2一重剣道着

 

3二重剣道着

 

 

では順番に見ていきましょう。

 

メッシュ剣道着

 

 

生地がメッシュ状になった剣道着です。
上の写真のように網目がメッシュになっています。

 

 

メッシュの剣道着の一番の特徴は薄いことです。
見た目の高級感はありませんが、
軽くて早く乾きますので、稽古用には最適です。

 

 

さらに素材もポリエステルと綿の2種類に分かれています。
下で紹介していきます。

 

ポリエステルのメッシュ剣道着

 

ポリエステル生地の道着は、
いわゆるジャージ道着と呼ばれるものです。
最近は一重のものが多くなったので少なくなりましたが、
メッシュ生地の剣道着も購入することができます。

 

 

メッシュ生地のジャージ道着は剣道着の中でも最速で乾きます。
少しひんやりしますが、洗濯機で脱水をかければ使うことも可能です。
ただし、綿の製品と比べると
稽古中の汗を吸いにくいので注意してください。

 

 

一番のデメリットは生地が薄いので、
打突を外された時に、ケガをする可能性が高くなることです。

 

 

中学生くらいなら大丈夫かもしれませんが、
大人の打突が外れた時には、かなり痛い思いをします。
綿のほうが衝撃を吸収してくれますので、そこも考慮に入れるといいでしょう。

 

 

綿のメッシュ剣道着

 

綿生地のメッシュ剣道着は、
風通しが良く汗もよく吸いますので夏場の稽古には最適です。
ジャージ道着ほどではありませんが、
薄手ですので乾きやすいのも特徴です。

 

 

バランスという意味では最高かもしれませんが、
見た目が安っぽいので稽古用にするのがいいでしょう。

 

 

私の学校でも、こちらを購入して夏場に使っている生徒が多いです。

 

一重剣道着

 

 

一重の剣道着は
稽古用から試合用・審査用にも使える、オールラウンド
なのが特徴です。ちなみに、
一重というのは、裏地が無いという意味です。

 

 

二重の剣道着と比べると、
裏地が無いぶん軽くて動きやすいです。

 

 

値段は生地や染め方や仕立て方によって
3000円から20000円を超えるものまで幅広くあります。
自分に合った値段のものを選ぶのがいいでしょう。

 

 

メッシュ剣道着と同様、
一重の剣道着もポリエステルと綿の2種類に分かれています。

 

ポリエステルの一重剣道着

 

今はジャージ道着の中でも一番メジャーなものだと思います。
最近ではジャージ剣道着特有のテカりをおさえた商品もあります。
もちろん綿のものと間違えることはありませんが、
一時期よりだいぶ高級感が出てきました。

 

 

メッシュ生地のジャージ道着と同様、
ポリエステルが素材なので稽古中の汗はあまり吸いません。
しかし、乾きやすさは綿と比べると雲泥の差です。さらに
どれだけ洗濯機で洗っても、天日干ししても、色落ちすることがありません。

 

 

最近では、中学校の選手用の剣道着を
ポリエステル生地のもので作っているところもあります。
中学生くらいなら、試合にジャージ剣道着で出ても気にはなりません。
稽古用にぜひ欲しい一着です。

 

 

綿の一重剣道着

 

先ほども書きましたが、綿生地の一重剣道着はピンキリです。
高価で高級感のあるものもありますし、安価なペラペラなものもあります。
値段によって手入れも違いますが、
高級なものを購入した場合は手洗いにした方がいいでしょう。

 

>>剣道着と袴の洗い方に進む

 

>>剣道着と袴の干し方に進む

 

私の学校の選手用道着もこちらを採用しています。
また、下の写真のように下半分を別の仕立てにしているものあります。

 

 

腰から下の部分を薄手に仕立てることによって、
袴の中でごわごわしたり、着崩れたりすることがありません。
この仕立てがあると値段も上がりますが、
その分動きやすくなります。

 

 

初心者の方はこちらのポリエステル生地(ジャージ)と
綿生地の4000円くらいのものを一着ずつ買うのが良い
と思います。
私の学校の生徒にも、最初にこの2着を購入してもらっています。

 

二重剣道着

 

 

二重剣道着は、ものによっては一重のほうが高いものもありますが、一般的に剣道着の中で最も高級な剣道着だと考えられています。上の写真のように裏地も仕立ててありますので、かなり生地が厚いです。

 

 

乾くのが遅く、生地が厚いため稽古用にはあまり向いていませんが、お世話になった先生へのプレゼントなどには、この二重剣道着が適しています。

 

 

耐久性が高く、高級品に多く使われている生地で、審査や試合で立ち姿を美しく見せることが出来ます。四段や五段以上の段審査を受審する場合は、審査用に一着持っていても損はないと思います。ただし、藍染のものしかなく扱いが難しいので、購入後はきちんと手入れをするようにしましょう

 

新品の剣道や袴の洗い方に進む

 

剣道着のまとめ

 

上記した剣道着の内容を簡単にまとめると、下のような表になります。

 

 

 

生地の厚み

 

乾きやすさ

 

季節

 

動きやすさ

 

高級感

 

汗の吸収

 

メッシュ道着(ポリエステル)

 

薄い

 

 

 

 

×

 

 

メッシュ道着(綿)

 

薄い

 

 

 

 

 

 

一重道着(ポリエステル)

 

普通

 

 

オールシーズン

 

 

 

 

一重道着(綿)

 

普通

 

 

オールシーズン

 

 

 

 

二重道着(綿)

 

厚い

 

×

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

例えば段審査や試合用に、ジャージ生地の剣道着を購入するのは意味がありませんし、毎日稽古する中学生が二重の剣道着を購入するもの適しているとは言えません。

 

 

自分の今の状態をよく考え、稽古スタイルにあった剣道着や、必要な剣道着を購入することをおすすめします。

 

 

袴も選びましょう

 

>>袴の種類に進む

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

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