剣道の試合前の練習は?初めての試合は特に緊張する!

剣道の試合前の練習は?初めての試合は特に緊張する!

 

 

 


 

 

 

試合前に緊張するのは、誰でも同じです。
それが最後の夏の大会であったり、
初めての試合であったりしたら、
なおさらだと思います。

 

 

私自身も教員大会に出場する時は、
かなり緊張します。
(もちろんあまり勝てませんが笑)

 

 

試合の2週間前くらいからは、かなり
試合を意識して練習に取り組むと思います。

 

 

今回は試合前の練習への取り組み方
練習する時に意識すること
練習内容について書いていきます。

 

 

試合前の練習への取り組み方

 

 

試合が近づいてくると、
だいたい自分がどこのポジションで戦うのか
相手はいったいどこなのか
分かってくると思います。

 

 

そこを頭に入れたうえで稽古に臨むのが
大切だと私は考えています。

 

 

基本打ち一つにしても、
自分が引き分けを狙うために、
間合いをとってやっていくのだとしたら、
その間合いで打ち込まなければなりません。

 

 

逆に自分が必ず取ってこないといけない状況だと
イメージの中で自分を追い込んで、
打つ前の攻めを大胆にやってみることも大切です。

 

 

試合前には、試合を想定した練習をして、
イメージをつなげていく時間が必要です。

 

 

また、稽古中には自分が苦手な技を
練習する時もあると思います。

 

 

苦手な技なので、上手くいかなくて
少し落ち込むかもしれません。

 

 

しかし、試合前に関しては、
苦手な技は思い切って、
ばっさりと切ってしまいましょう。

 

 

もちろん手を抜くという意味ではありません。
一生懸命取り組むのですが、
これは苦手だから仕方がない
割り切ってしまうことが大切なのです。

 

 

それよりも、得意な技を良いイメージになるように
仕上げていくことが大切です。

 

 

試合前は、ぜひ
得意な技を重点的に伸ばしていくようにしましょう。

 

 

練習中に意識すること

 

 

試合前の練習で一番意識しないといけないのは、
ピークを試合当日に持っていくことです。

 

 

そのためには絶対にケガをしない
ことは何よりも意識しないといけません。

 

 

私は試合前だったら、少しでも足が痛い状態ならば
無理をしないように指導しています。

 

 

そんな甘えたこと言うな!気合を入れろ!

 

 

といった根性論は、私はあまり好きではありません。
無理をするのは稽古ではなく試合です。

 

 

少しでも違和感があるようだったら、
思い切って稽古を休んで病院に行くのも、
大切なことだと考えています。

 

 

そのかわりに、試合前に体調を崩したり、
ケガなどで調子が悪かったりした場合は、
かなり厳しく指導するようにしています。

 

 

これはこの先の人生でも大切なことだと思います。

 

 

重要なプレゼンの前に体調を崩す。

 

大好きな彼女とのデートなのに二日酔いだ。

 

 

そういったことにつながると思います。

 

 

大切なのは本番で全力を出せるように
体をコーディネートしていくことです。
試合前の意識として大切なことだと思いますので、
ぜひ実践していただきたいです。

 

 

試合前の練習内容

 

 

時々、試合前日に気合を入れるために、
掛かり稽古を30分以上やった!

 

 

なんて、ドヤ顔で話している顧問の先生に
会う時があります。
ハッキリ言ってナンセンスです。

 

 

試合前の練習で一つだけ大切にすることをあげるとしたら、
本番に疲れを残さないことです。

 

 

もちろんそれぐらいへっちゃらな体力をつけるだけの
練習を続けているなら別ですが、
試合前に急に練習を頑張っても、
全く意味がありません。

 

 

できれば試合前日の練習は、

 

素振り
基本打ち
地稽古

 

といったメニューを
1時間ちょっとで終わらせるくらいがいいでしょう。

 

 

私の学校では、大事な大会の二週間くらい前から、
徐々に練習の負荷を下げていきます。
その結果、夏の大会では毎年
一番のパフォーマンスを出してくれています。

 

 

最後に

 

試合前は誰もが緊張します。
その緊張感を、
稽古の中にイメージとして取り込みながら、
やっていくことが大切です。

 

 

そして、後悔しないように、
練習の負荷を下げながら
体を万全の状態で試合にもっていくことが必要です。

 

 

試合前の練習は、本番につながる大切なものです。
ぜひ意識しながら取り組んでみて下さい。

 

 

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