剣道のセンスっていったいなんだ?素直さと探究心を持つ!

剣道のセンスっていったいなんだ?素直さと探究心を持つ!

 

 

他の学校の顧問の先生と話をしていると、

 

 

今年の新入部員はセンスが無い!

 

今回はセンスがあるやつが入った!

 

 


 

 

 

何ていう話をよく聞きます。
みなさんの周りにも「センス」という言葉で、
評価されている選手がいるはずです。

 

 

ただ、気を付けてもらいたいのは、「センス」という
言葉だけで評価してしまうことで、
その選手の良さやクセをひとくくりにしてしまうことです。

 

 

そもそも、「センス」という言葉を安易に使うこと自体、
私はあまり好きではありません。
かといって「センス」というもの自体が存在しないかというと、
そういうわけでもありません。

 

 

今回は剣道におけるセンスとは一体何かということについて
書いていきたいと思います。

 

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剣道のセンスっていったいなんだ?

 

 

 

 

センスについて書いていくにあたり、
センスという言葉の定義を調べると、以下のようでした。

 

 

物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚。

 

 

なるほど。とても分かりやすい表現ですね(笑)
これを剣道に置き換えると以下のようになるのではないでしょうか。

 

 

相手の微妙な心や体の動きを感じとる能力・判断力。感覚。

 

 

上のようなものをセンスと呼ぶとしたら、
確かにセンスは存在すると私は思います。
これは反復練習だけでは補えない部分です。

 

 

え?と思うようなタイミングで有効打突をとりにいく選手の
感覚や判断力には、いつも驚かされます。

 

 

ではこのセンスが無ければダメかというと、
決してそうではありません。
センスという言葉には、ある、ない以外にも
センスを磨くという言葉があります。

 

 

何度も試合や稽古を重ねる中で、
今は磨かれていないセンスも、
必ず光出す時があります。

 

 

人それぞれセンスの違いがありますが、
必ずその人独自の輝くセンス(この部分が良い)
というものを見ることができます。

 

 

初心者にセンスなんて言葉はない?

 

 

初めにも書きましたが、初心者に対して
今年の子はセンスがあるとか無いとかいう、
指導者の発言を私はあまり信用しません。

 

 

この場合のセンスがあるというのは、
言ったことをすぐにできるようになること
を指して言っている場合がほとんどです。

 

 

足の踏み込みがすぐにできる

 

すぐに物打ちで打突できる

 

素振りがすぐにきれいにできる

 

 

といった感じでしょう。ここで使うセンスは
すべて「すぐに」が入るはずです。

 

 

中学校の部活は長くても2年4ヶ月しかありません。
確かに短い期間なので、「すぐに」できるということは、
1つの良さであることは確かです。

 

 

しかし、1ヶ月後には全員ができることを
「すぐに」やれたからと言って、
センスがあると言ってしまうのは、
いかがなものかと私は思います。

 

 

剣道の良さは、「すぐに」やることができる人間
いわゆる運動神経の良いと言われる人間と
時間はかかるけどやれるようになる人間
の間にそんなに大きな差が出ないところにあります。

 

 

すぐにできなくても、コツコツと反復練習に取り組む、
考えながら努力できることこそが、
本当の意味での剣道のセンスだと
私は考えています。

 

 

1時間で他の人ができることを、半年かかる人だって、
コツコツ続けていれば、追いつくことができます。
それは学生時代に無理だったとしても、
社会人になってからも努力していればきっと追いつきます。

 

 

私は10年以上剣道を辞めていました。
剣道を再び初めて、地元の剣友会に行った時、
10年前だったら絶対に負けなかった後輩に
ボコボコに負けてしまいました。

 

 

10年間努力を続けてきた後輩は、
剣道を辞めていた私をゆっくりだったかもしれませんが、
追い抜いていきました。

 

 

みなさんが思っているセンスという言葉、
努力無しで語るのはやめましょう。

 

 

最後に

 

私自身の選手時代を振り返ってみると、
周りの先生や先輩から「センスがある」
と、よく言われていた気がします。

 

 

自分で言うのもなんですが、言われたことを
すぐにやるということに関しては、
他の子よりも優れていたと思います。

 

 

心のどこかで、先生に言われてことを
すぐにやることができない友人を
バカにしていた部分もあったかもしれません。

 

 

そうした経験が増えていくことによって、
今思うと、本気で考えて努力することを
しなくなっていたのかもしれません。

 

 

今一流と言われる選手は人よりもすぐにできる
ことにあぐらをかかず、
努力し続けることができた人たちなんだろうと思います。

 

 

簡単に使われているセンスという言葉、
よくよく考えてみると、意外とたいしたことのないものかもしれませんね。

 

 

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