審判をすることで自分の一本の基準を磨け【有効打突を知る】

審判をすることで自分の一本の基準を磨け【有効打突を知る】

 

 

審判をして一本を知る

 

 


 

 

剣道の試合の勝敗を決めるのは審判です。
審判の一本の基準に達したとき、初めて旗が上がります。

 

 

私の学校の生徒には積極的に審判をやらせることにしています。
審判をやることで一本の基準を知り、
またどういう動きをすれば
一本になるのかを勉強できるからです。

 

 

ただ漠然と見取り稽古をする
何倍も効果的な練習方法だと思います。

 

 

ここでは審判をすることによって、
どのようなメリットがあるかを書いていきます。

 

 

 

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試合で強い人は審判も上手?

 

剣道は審判の資格というものがありません。
審判の資格がある競技は世の中にたくさんあります。

 

 

例えばサッカーだったら、
専門の資格が無ければ大会で笛を吹くことはできません。
というか球技は全般的に専門の資格が必要です。

 

 

剣道も大会によって審判を行う者は剣道○段以上
と明記されている場合もありますが、
それも審判の資格ではありません。

 

 

では、審判の資格が必要で、
審判の資格を用意するべきなのでしょうか。
剣道の競技特性を考えるとそれは難しいでしょう。
そもそも小さな大会では、審判をできる人がいなくなってしまいます

 

 

では、どのように審判の技能を高めればよいのかという疑問が出てきます。
もちろん審判講習会に行くことも大切ですが、
それ以上に大切なことがあります。それは

 

自分自身の剣道を上達させることです。

 

私が今まで見てきて、
剣道は上手だけど、審判は下手
という人を見たことがありません。

 

 

もちろん所作や、細かいルールの部分で気になることはあるでしょう。
しかし一番大切な一本の基準をみなさんお持ちです。

 

自分の出せない技は、一本としてとることができない。

 

とよく言われます。
自分が分からない、出来ない技をどう評価していいのか分からないのです。

 

多くの技を自分のものとし、一本の基準をもてる。

 

そういった人が素晴らしい審判になるのでしょう。

 

審判が上手になれば試合も強くなる

 

 

先ほどと逆になってしまいますが、
初心者の時は特に、積極的に審判をやるべきだと思います。
公式の大会では無理だと思いますので、部内試合や道場内の試合でやるのがいいでしょう。

 

 

私の学校の剣道部でも、ミニ試合稽古をよく取り入れています。
もちろん最初のうちは全く旗を上げることはできません。
試合者にとってはいい迷惑です(笑)
しかし、試合者や周りの指導者から指摘を受け、

 

「あーこれが一本なんだ」

 

と理解することで、その後の自分の剣道が大きく上達します。
さらに試合での礼式なども、審判をすることによって学ぶことができます。

 

 

ある程度審判ができるようになってきた時、きっと

 

本人の剣道も格段に上達しているでしょう。

 

また、複数の学校が集まる錬成会に出かけた時に、
審判ができない生徒がいると、チーム全体に迷惑がかかります。
審判ができる生徒を増やすことによって、錬成会での学びも大きくなるでしょう。

 

 

審判の練習だと思い、
出来るだけ練習中に試合を組んであげることも大切な指導法です。

 

剣道界における審判の育成

 

 

剣道という競技はメジャーな競技ではありません。
さらにその中で審判ができる人は限られています。

 

 

審判をしている人の中にも、
きちんと所作やルールを理解していない人もいます。
剣道という競技は、審判の判断ひとつで大きく結果が変わるものです。

 

剣道が発展していくためにも、審判の育成は必須です。

 

ちょっと大きな話をしてしまいましたが、
審判としての所作やルールを生徒に教えることも、
私たち指導者に課せられた大切な義務だと思います。

 

 

長いこと教師をやっていると、教え子が同僚になることがあります。
剣道部だった生徒の中にも、教師になった子がいます。

 

 

ありがたいことに剣道を続けてくれていて、
今は市の大会で一緒に審判をやってくれています。
今指導している生徒の中にも、
将来、大会で審判をする生徒が出てくるかもしれません

 

 

試合に勝てるようにすることだけを目的にするのではなく、
剣道のすそ野を広げるためにも、審判としての指導を続けていきたいと考えています。

 

 

>>弱小剣道部が強くなった秘密

 

 

試合に勝とう!

 

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