剣道のルールは簡単?初心者には曖昧で分かりにくい
剣道を始めたばかりの1年生が、
先輩の応援で試合会場に来た時に、
?マークをつけながら見ていることが多いです。
剣道のルールが分からないので、
見ていても・・・というか何を見ればいいのか分かりません。
これは保護者の方も一緒で、
せっかく息子や娘の応援に来たのに、
ルールがよく分からず、
イマイチ応援ができないことがあります。
もちろん旗が上がるので、
勝敗はわかります。
しかし、より剣道を楽しむためには、
剣道のルールをある程度知っておく必要があります。
ぜひ剣道のルールを知って、さらに剣道を楽しみましょう。
剣道のルールは曖昧な部分がいっぱい??
バスケットやサッカーなどの競技は、
詳しくルールが分からなくても、
ゴールにボールが入れば点数が入ることは分かります
なので見ていても応援しやすいですし、
保護者の方達とも一緒に盛り上がることができます。
しかし、剣道は違います。
もちろんだれでも旗が2本以上あがったら
一本なのは分かります。
でも、なぜさっき当たったのはダメで、
今のが一本になるのかは、
初めて見る人には全く分かりません。
また、反則も、
なぜこのタイミングでとられて、
いったい何が悪かったのか
この部分がよく分からない場合が多いです。
こうなる理由の一つに、
審判の主観による曖昧な部分が
剣道にはあることが挙げられます。
剣道の反則には場外以外にどんなものがある?
剣道の反則行為はたくさんあります。
そのなかでも反則を2回犯すと
相手に一本与えるものはたくさんあります。
1回の大会の中で、
反則で試合が決まるシーンは必ず目にします。
それ以外にも一回その反則をするだけで
相手に2本を与えて試合が終了する
重い罪の反則もあります。
剣道会のレッドカードといってもいいでしょう。
反則について詳しく知ることで
試合を有利に進めることもできます。
逆に反則をよく知らなかったことで、
思いもよらない試合結果になってしまう場合もあるでしょう。
剣道の試合における所作や礼式を知る
その学校の生徒が剣道の指導をされているかどうかは、
この初試合の生徒を見れば分かります。
といっても試合の内容ではありません。
試合を始める前の所作(しょさ)を見るのです。
あまり言い切るのは好きではありませんが、これだけははっきり言えます。
試合での所作ができなくて強い選手はいない
試合前に礼式ができず、試合前に注意されている生徒が、
試合が始まったら素晴らしい試合をする・・・ありえません。
私も審判をする時に、
所作が全くできない生徒が出てくると、
これは弱そうだな
と先入観をもってしまいます(本当はいけないのですが・・・。)
剣道において最も大切なのは礼儀です。
相手や審判に対して失礼の無いように、
試合の所作や礼式をマスターしておきましょう。
剣道の審判はとっても大変!服装ややり方を知る
剣道の審判のやり方については、
剣道試合審判規則と剣道試合審判細則に載っています。
こちらに明記してあることに関しては、
それに従えばよいので何の問題もありません。
しかし、細かい部分まで全てルールを理解するというのは
簡単ではありません。
それに、審判細則にも解釈をしないといけない部分がありますので、
全て暗記すればOKというものでもありません。
試合中は思いもよらないアクシデントが起こるものです。
それ以外にも、審判には服装にもきっちりとした規則があります。
全日本剣道連盟によると剣道の審判の服装は以下に定められています。
1.上衣は紺色(無地)とする。
2.ズボンは灰色(無地)とする。
3.ワイシャツは白色(無地)とする。
4.ネクタイはえんじ色(無地)とする。
5.靴下は紺色(無地)とする。
正しい服装でしっかりとやり方をマスターして
試合者にとって良い試合になるようにしていきましょう。