剣道着と袴のつけ方を知る!美しい着装を考えよう!

剣道着と袴のつけ方を知る!美しい着装を考えよう!

剣道着と袴の着方で見た目が変わる?

 

 

 

 


 

 

 

剣道をやる上で大切な着装。
着装の悪い選手で強い選手はいません。
見た目が全てではありませんが、
見た目でその人の強さは分かるのが剣道の特徴です。

 

 

着装を美しくするためには、
もちろん防具を正しくきれいにつけることが
大切なポイントです。

 

 

しかし、防具をどれだけきれいにつけられても、
その下に着ている剣道着や袴が汚い状態では
結局見た目は良くなりません。

 

 

今回は剣道における着装の基本ともいえる
剣道着と袴の着方について紹介します。

 

 

 

 

 

剣道着の着方はとっても簡単?

 

 

剣道着の着方について紹介しますが、
正直言うとほとんど解説の必要が無いくらいです。
蝶結びがちゃんとできる人であれば、
誰でも正しく着ることができます。

 

 

下の動画の前半部分が剣道着の着方です。

 

 

 

 

剣道着は左右それぞれに二本の紐があります。
袖を通したら、左右それぞれの内側の紐を蝶結びします。

 

 

内側同士を結ぶと自然と右が下に左が上に重なります。
クセになれば何も考えなくてもできますが、
剣道着は必ず重なり方がこうなるようにしなくてはなりません。

 

 

最後に外側同士を結び、襟がしっかりと重なるように
剣道着を引っ張って整えます。
この作業をしないと、首元がだらしなく広がったり
袴をはいたときに崩れてしまいます。

 

 

以上が剣道着の着方です。
とっても簡単なのですが、襟をしっかりと整えて
蝶結びが縦にならないようにすることが大切です。

 

 

 

 

 

 

袴の着方は難しい?一つ一つ丁寧にやっていこう。

 

 

袴は剣道着と比べると少し難しいです。
しかし、慣れてしまえばネクタイのように
特に何も考えなくても着ることができます。

 

 

恥ずかしい話ですが、
私は袴の正しい着方を知らなかったことに
最近指摘されて気が付きました。(笑)

 

 

間違った着方がクセになっていたので、
意識して着ないと前と同じように着てしまいます。

 

 

初めに袴の正しい着方を知って、
当たり前に着られるようにしましょう。

 

 

袴の着方については以下の動画を参考にしてください。

 

 

 

 

最初に袴をはきます。
袴をはくだけなので簡単に感じるかもしれませんが、
袴はズボンのように足を入れる場所が分かれています。
同じ穴に足を二本入れないように気を付けましょう。

 

 

まず袴の前の部分にある紐をしばります。
袴の前部分は、おへその少し上くらいにつけるといいでしょう。
紐を後ろで一度交差させて前にもってきて、
再び前で紐を交差させて後ろにもっていきます。

 

 

後ろで蝶結びをして、しっかりとしばります。
ここがしっかりと結んでない状態だと、
袴が下がってきますので、必ずきつくしばりましょう。

 

 

少しおなかをへこませた状態でしっかりとしばると、
紐がゆるむことがありません。

 

 

袴の後ろ部分(腰板)についている滑り止めを
先ほどの交差させた紐の部分に差し込みます。
滑り止めが無い場合はこの操作はとばしてください。

 

 

腰板をしっかりと背中に付けた状態で、
腰板から出ている紐を前にもっていきます。

 

 

前で二回かた結びをして終わりです。

 

 

余った紐は折り曲げて、袴の横部分に入れ込みます。

 

 

この動画の袴の着方が基本です。
しかし、もう少し美しく着たい場合は下の写真を参考にしてください。

 

 

 

腰板から出ている紐を前でかた結びする際に、
少し下の部分で結ぶとかっこいい着方になります。

 

 

また、結ぶ際は、縦方向に結ぶことで
結び目が美しく見えます。
綿袴だと、この着方をした方が
美しいシルエットになると思います。

 

最後に

 

私の学校の生徒も、
初めのうちは上手に剣道着や袴を着ることができず、
練習中に付けなおす生徒もいます。

 

 

しかし、2カ月もするとどの生徒も
それなりに素早く美しく着られるようになります。
結局は袴や剣道着を上手に着られるようにするためには
何回も着て慣れるしかありません。

 

 

しかしその慣れた時によく見ると、
剣道着や袴のつけ方が違う場合があります。

 

 

私は毎年2・3年生に
1年生の剣道着や袴の着方を指導させています。

 

 

その時に2・3年生の中にも
間違った着方をしている生徒がいますので、
そこで修正させるようにしています。

 

 

初めのほうにも書きましたが、
私自身もずっと間違った着方を続けていました。
正しい着方を確認して、指導していきたいものです。

 

 

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