面を付ける前に!手ぬぐい(面タオル)の巻き方

面の付け方を知ろう!手ぬぐい(面タオル)のつけ方にも種類がある?

 

 

手ぬぐいのつけ方を知ろう!

 

 


 

 

 

防具の中でも必ず最後に付けて、最初に外す防具は面です。
ほかの防具と違い、顔につける面は、手ぬぐいを初めに付けます。
この手ぬぐいが上手につけられないと、
面をかぶる前にバタバタしてしまいます。

 

 

手ぬぐいのつけ方は何通りかあって、
このつけ方によって剣道のレベルが少し分かれます。
今回紹介する手ぬぐいのつけ方をマスターして、
一つ上のレベルの選手になりましょう。

 

 

 

 

 

手ぬぐいのかぶり方は3種類?

 

面をつける前に、日本手ぬぐいを頭につけます。
この手ぬぐいを使うところも、日本の文化らしくてかっこいいですよね(笑)

 

 

面をつける時の手ぬぐいのかぶり方は以下の3種類です。
名前は勝手に私が付けました笑

 

1 帽子タイプ

 

2 前で交差タイプ

 

3 上級者向けタイプ

 

では順番に見ていきましょう

 

 

 

 

帽子タイプ

 

帽子を作ってかぶるというタイプですね。
床において帽子を作った状態でかぶれるので、
小さな子でも問題なくできます。

 

 

布を引っ張れば、耳まで隠すことができるので、
面をつけた時に耳が痛いということもありません。
では下の動画をご覧ください。

 

 

 

 

頭にかぶる手ぬぐいを床におくという行為が汚い
という考え方もありますし、小さな子どもが使う方法なので
大人になってからやっていると少し恥ずかしい気がします。

 

 

ある程度防具をつけるのに慣れたら、
帽子タイプは卒業したほうが良さそうです。

 

前で交差タイプ

 

これが最も一般的な手ぬぐいのかぶり方ではないでしょうか。
私の学校の生徒もこのやり方で手ぬぐいをつけています。
下の動画で確認してください。

 

 

 

 

頭の上で折り曲げて手ぬぐいをたたむようにしますが、
これは面をつけて後ろから見た時に、
手ぬぐいがはみ出していると見た目が悪いからでしょう。
ポイントを押さえて正しく付けましょう。

 

 

このつけ方の弱点は、耳がむき出しになり、
面をつけた時にかなり耳が圧迫されてしまうところです。

 

 

慣れれば気になりませんが、
帽子タイプで耳を隠すことに慣れている人は、
痛く感じるかもしれません。

 

上級者向けタイプ

 

 

全日本選手権で選手の面付けを見ていると、
多くの選手がこのつけ方をしています。このつけ方をしていると、
剣道にかなり精通しているように感じます(笑)

 

 

下の動画の3:40秒からです。初めから見ると、
帽子タイプや前で交差タイプのつけ方のポイントも映していますので、
参考にしてください。

 

 

 

私はうまくできなかったのですが、
上の動画を見ながらやったらできるようになりました。
ポイントは前でしっかりと結んで固定することですね。

 

 

このつけ方をさらっとできるようになったことで、
周りの目も少し変わったかもしれません(笑)

 

 

ちなみに女性はあまり使わないつけ方ですね。
おそらくですが、髪が長くて縛っている人は
、このつけ方だと頭の後ろが全て手ぬぐいで覆われてしまうので、
使いにくいのではないでしょうか。

 

 

最後に

 

余談ですが、剣道の手ぬぐいは
一般的な手ぬぐいよりも大きくなっています。以前生徒が
100均で買ってきた手ぬぐいを見せてもらった時に初めて知りました。

 

 

横幅がだいたい10cmほど違います。
その子は頭が小さかったので大丈夫でしたが、私は無理でした(笑)

 

中学生以上なら手ぬぐいは剣道用のものを購入するようにしましょう。

 

たくさん種類のある手ぬぐいのつけ方、
どれでもつけられればOKなのですが、
指導者としては全てのつけ方をマスターしておくと、
指導の幅が広がります。

 

 

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手ぬぐいをつけたら練習しましょう!

 

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手ぬぐいの次は面のつけ方!

 

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