剣道部は体罰が起きやすい?顧問による暴力事件

剣道部は体罰が起きやすい?顧問による暴力事件

体罰はやはり許されません

 

 

 


 

 

剣道部の顧問が体罰をしたというニュースが
年に1回くらい流れます。
表に出ていないだけで、
もっと多くの体罰があると思われます。

 

 

悲しい気持ちになる反面、
起こるべくして起きているとも思います。

 

 

ここでは剣道と体罰の関係について、
私なりの考えを書いていきます。

 

 

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剣道部での体罰ニュース

 

ここ最近ニュースになった剣道部の体罰を2つあげていきます。

 

事件@

 

2016年11月1日朝ごろ、
鴨川市広場の鴨川市立中学校で、
剣道部の顧問だった男性教諭(39)が
、防具をつけていない部員の
中学2年生の女子生徒に対して、
竹刀で頭を叩いたうえ、
喉を突き脇腹を蹴るなどの体罰をしたということです。

 

 

女子生徒はこの体罰で、
脳震盪(のうしんとう)や首の打撲などの
重傷を負い、約1ヵ月間入院しました。

 

 

男性教諭は、竹刀を素振りをしていた女子生徒に
「集中できてない」などと言い、
その場に正座させ竹刀で複数回殴った模様。

 

 

また、男性教諭は2014年〜2016年までに、
複数の生徒に対して、
同様の体罰をしていたことも確認されました。

 

 

教育委員会などの調べに対して男性教諭は
「練習中に女子生徒の集中力が欠けていると思い、腹が立って殴った」
「大変申し訳ないと思っている」などと話しました。

 

 

千葉県教育委員会は体罰をした男性教諭を
停職6ヶ月の懲戒処分にしました。

 

 

事件A

 

大分県立竹田高で2009年、
剣道部の練習中に熱射病で倒れ、死亡した。
判決によると、09年8月22日、
元顧問は工藤さんに他の部員より多く打ち込み稽古をさせた。

 

 

工藤さんは「もう無理です」と訴え、
竹刀を落としても気付かないまま構えのしぐさを続けた。

 

 

元顧問は、工藤さんが倒れると横腹を蹴り、
再び倒れると体の上にまたがり、
「演技じゃろうが」と言いながら10回程度、頬を平手打ちした。

 

 

元顧問は「気持ちを奮い立たせるためだった」などと主張した。

 

 

 

事件@は、同じ関東地方の中学校なので、
学校名も噂で耳にしました。

 

 

錬成会などで何度か試合をさせていただいたこともありますが、
とても強い学校でした。
その印象があったために、この事件はなおさらショックでした。

 

 

事件Aは、生徒が死亡している悲しい事件です。
人が死んでいる以上これは体罰ではすまされない問題です。
ネットで調べると、本当に恐ろしい事件だと感じます。

 

剣道部と体罰の関係について

 

部活の顧問などの教員による体罰は、
よくニュースで流れます。

 

 

体罰が起きるのは剣道部に限った話ではありません。
しかし、剣道という競技の特性上、
体罰が他よりも起きやすいというのは否めません。

 

 

そもそも剣道は、竹刀で相手を打突する競技です。
顧問が一緒に剣道をやった場合、
必ず生徒を竹刀で叩くことになります。

 

 

もちろんこれが体罰になるわけはありません。しかし、
生徒を叩くという行為のハードルは下がる
と考えられます。

 

 

また、武道としての側面から、
精神論が根強く残っています。
精神論は確かに大切なのですが、
そこを押し付けすぎるのはやはり間違っています。

 

 

生徒を叩く行為のハードルの低さ

 

精神論が根強く残る雰囲気

 

この2点を客観的に理解しながら、
私たち指導者も行動しなければなりません。

 


体罰が起きやすい環境とは

 

私の実感としては、強豪校であればあるほど
大きな体罰の事件がニュースになります。

 

 

これは剣道に限りません。
バスケットや野球でもよくニュースになっていますよね。

 

 

もちろん強豪校だと視聴者が喜ぶ側面があるので
大きくとりあげられるのでしょうが、
内容としてもひどい体罰をしている場合が多いように感じます。

 

 

ではなぜ強豪校と呼ばれる学校で
そのような事件が起きるのでしょうか。
長いこと教員をやっていて、
何となく理由が分かりました。

 

 

その理由はその学校で長く顧問を勤めており、
なおかつ結果を残していると、
生徒も保護者も顧問に意見を言えなくなる。

 

 

これが大きな理由だと考えられます。
長いことその学校で結果を残していると、
少々理不尽なことや、納得いかないことがあっても、
顧問に意見できない雰囲気になります。

 

 

何も言われない。止められない。
そこで顧問が傲慢になってしまうと、
このような悲しい事件が起きてしまいます。

 

 

私も長いこと今の学校に勤めています。
ある程度の結果も残してきました。

 

 

私の学校では、年に2回、
部活見学を兼ねて保護者説明会を開き、
保護者の方とお話をする機会があります。

 

 

無記名のアンケートをとり、
保護者の方たちに読んでいただくようにもしています。

 

 

しかしそんな中でも、保護者から
直接意見をいただく機会は少なくなってしまいました。

 

 

これは保護者の方が満足しているわけではなく、
意見を言いづらいと感じているのではないか
と心配しています。

 

 

だからこそ、常に我が身を振り返って
言動には気を付けなればいけないと思っています。

 

 

>>保護者は子供の応援団に進む

 

 

もし今現在、意見を言いづらい雰囲気の
剣道部に所属している方がいたら、
思い切って行動することをおススメします。

 

 

言いにくいのも分かりますが、
事件になってからでは多くの人が悲しむことになってしまいます。

 

 

まずは相談という形でもいいので、
顧問の先生と話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

あなたの部活の顧問はどう?

 

 

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